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出張先の小さな思い出


記事No.115  -  投稿者 : TA  -  2011/06/05(日)17:37  -  [編集]
今まで全く気にならなかった会社の後輩。
Kっていう奴で、
みんなはイケメンだって言ってたけど、
個人的には全く興味がない奴だったんだ。
ただ、非常に気の合う後輩で、よく飲みに行ったりしていた。
何度も一緒に出張したけど、毎回ホテルだった事もあり、
一緒に風呂へ入った事もなかった。

ところが、この間ちょうど九州へ一緒に出張した時、
珍しく和風旅館で、しかも部屋食。
酒を飲みながら会社の話になったとき、
「実は僕・・・」といって、
悩み事があると打ち明けたんだ。
今まで全く気づかなかった。
会社の同僚に結構厳しく叱責され続け、最近精神的に参っているというのだ。
話をしながら、彼は途中から泣き出してしまった。
「俺はお前の事、弟みたいに感じてたし、なんで相談してくれなかった?」
と、彼の肩を抱いて話し合った。
「俺もAさんの事、お兄さんみたいだって思ってました」・・・。
そのとき突然、なんというか、
今まで全く興味がなかった奴なのに、「なんて可愛い奴なんだろう」って、
瞬間的に、抱きしめたくなってきちゃったんだよなあ。

彼を引き寄せると、俺の胸でワンワン泣いた。
どうしていいか判らず、酒も結構回ってきて。
「酔い覚ましに、もう一回風呂でも入るか」って提案したんだ。
「はい。そうします」って彼も同意。
というわけで、出張ではじめて、一緒に風呂に入る事になった。
夕食前に、お互い別々に風呂に入ってたのに、もう一度入るなんてね。
実はこの旅館、貸し切り露天風呂利用券っていうのがついてて、
ほんとは予約してくれって言われてたんだけど、使うつもりもなかったので予約してなかった。フロントに電話したら、「今なら1時間30分ご利用できます」って言われて、
二人で、旅館の離れにある露天風呂へ足を運んだ。
意外に広い脱衣所で、なんだか俺がもたもたしてるうち(単に彼が脱いでいく姿が見たかったからなんだけど)、
Kは、話をしながらシャツを脱ぎ、Tシャツ姿になり、
最後は、後ろを向きながらボクサーパンツを脱ぎ、腰に小さなタオルを巻いた。

きれいな身体だった。時々走ってるって聞いてただけあって、
筋肉質というわけじゃないんだけど、贅肉はそぎ落とされていて、均整がとれていた。
モノは見えないんだけど、尻は見事に締まっている。
 洗い場で身体を洗う彼に、
「おい、俺が背中流してやるよ」っていったら、
「とんでもない、俺が流します」と彼。
「いや、今日は”兄貴”が”弟”の背中を流してやるって決めたんだ」っていったら、「判りました、兄ちゃん」と笑った。
その笑顔が可愛かったなあ。
背中を洗いながら、はじめてKの肌に触れた。
「俺、正直言うとほんとに弟欲しかったんだよ」というと、
Kは「俺は弟いますけど、兄貴のほうがいいと思うなあ」と笑う。
身体を洗ってから湯船に入った。
そのときKははじめて、腰のタオルをとって、
頭の上に載せた。はじめて見た彼のモノは、正直、そんな大きいモノじゃなかった。
だけど、そんな事どうでもよくって、俺はもう完全な勃起状態。
「やばい」と思ったのは、お湯が透明だった事。俺もタオルをとったら、
勃起してるのがバレちゃう。おれはタオルで股間のみ隠しながら、
湯船にそのままタオルを沈めた。
湯船に身体を沈めながら、また俺は、夕食の時みたいに、彼の肩に手を回した。
ごく自然な感じで、男が二人、肩を組みながら風呂に入っているっていう感じにしたかったんだよなあ。
そしたらKが「こうやってるとホモみたいですよねえ」と言ったのである。
もちろん冗談で言ったんだけど、こっちはドキ。
あわてて肩から手を話したけど、「いえ、別に冗談です。今日は兄弟ですから」と笑う。
酒を相当飲んでいたからだと思う。
俺は思わず「なんだかさ、お前がいじめられたって話を聞いたら俺も泣けてきて、
どうしようもなくお前を抱きしめたくなっちゃったんだよなあ。変な話だけど」と、
正直に言ってしまい、再び彼の肩に手を回した。

彼は、逆に俺のほうに身体を寄せてきて、肩に頭を置いた。
「今度からもっと相談します。兄ちゃん」。そう、彼は言った。
「よし、今日は兄ちゃんが、お前の髪の毛も洗ってやる」といって、
彼の頭を水の中に沈めた。彼は笑う。
二人で上がって、「はい。今日は兄ちゃんに全部やってもらう」と彼が言う。
俺は洗い場で、彼の頭にシャンプーをつけ、ていねいに洗ってやった。
そのあと「よし、こんどはこっちむけ」といって、彼を俺の方に向かわせて、
足を洗ってやった。彼の股間にはタオルが乗ってたけど、
俺が足を洗い始めると、一瞬、股間が反応したように、少し動いた。
「お、お前立ってきたんじゃないの?」と俺が笑いながらいったら、
なんと彼は、「そんな事ないですよ」と、
はじめて、タオルをとって、モノを見せたのだ。
さっき湯船に入るときに垣間見た時より、遙かに大きくなってる。
俺は「あれ、小さいと思ったら意外に大きいじゃん?」と言って(ほんとうにそう思ったんです)、俺は軽いのりで、指で軽く彼のブツをはじいてしまった。

ぴょんと揺れた。
初めて、彼のモノに触れた瞬間だった。
するとKは笑って「兄ちゃんこそ、立ってるんじゃないの?」といって、
俺のタオルをいきなりはがしてしまったんだ。いきなりのフイ打ちに俺は、慌てて隠そうとしたんだけど、もう遅し。「あれ、ほんとに立ってる」と彼。
俺は慌てて「なんだか知らないけど、立ってきちゃったよ。最近ご無沙汰だからかな」と作り笑い。俺は慌てて隠した。
作り笑いしながら、「お前のせいだぞ」といって、
今度は彼のモノを、左の手で、軽く掴んだ。弾力があった。
柔らかかった。固くない。当たり前だよね。立ってないんだから。
意外な事に彼は拒まなかった。
「兄ちゃんみたいに、俺、立ち、よくないんですよ最近」と笑う。

その後は、なんというか、まあ、夢みたいだったなあ。

「よし、じゃあ、兄ちゃんが今日はお前の股間を洗う」といって、
石けんで彼の股間を洗ったんだ。
彼は拒まない。「兄ちゃんやめて下さい」と笑いながら拒まない。
俺が石けんをつけて丁寧に洗い始めると、弾力が固さをまし、
固くなるにつれて、モノは伸びていった。どんどん大きくなった。
するとさすがに「あ、これまずいです」と、彼はようやく笑いながらも拒否モードに。
だけどもう完全なる勃起状態で、強くは拒みませんでした。
俺はもう我慢できない。「よし、今日は兄弟で飛ばしっこするぞ」と宣言。
「高校くらいのとき、友達とやったことあるだろ?」と聞くと「そんな事一度もありませんよ」と彼。「だけど一度、無理矢理脱がされた事はありましたけど」と告白。
「Aさん、じゃなかった、兄ちゃんは、友達と飛ばしっこしたことあるんですか」と聞いて来た。「一度あるよ。飛ばしあいっていうか、俺が抜いてやったんだだけどね」と、昔、友達を抜いた経験を話した。
話をしながらも、俺は彼の股間を徹底的に石けんで洗い続けた。

結局Kは、洗い場の長いすに横になり、身体を俺に預ける格好になった。
彼の腹。彼の太もも。彼のスネ。みんな洗ってやった。
太ももを洗い始めると、彼は結構反応した。いろんな話をしたなあ。仕事の話。昔の話。そして、初めてセックスした時の話とか・・・。
結局最後は、「あ、俺いきそうです」と言い出したので、
「よし、どっちが飛ばすか競争だな」といって、フィニッシュは彼に任せた。
彼は、立ち上がり、腰を軽く振りながら、「あ、出ちゃいます」といって果てた。
シュッと飛んだ。二回とんだ。量はそんなに多くなかったけど、結構飛んだ。
続いて俺。俺はもう、大量に発射してしまった。
二人で笑った。「勝負あり。兄ちゃんの勝ちです」と笑う。「お前若いのに量少ないじゃん?」「いやあ、実は昨日やったばかりで」と彼。
俺が知らない、会社の総務にいる契約社員の女の子とつきあっていると告白。
ちょっと寂しかった。
だけど、俺は「良かったなあ。大事にしてやれよ」と、未だに勃起状態の彼の股間を眺めながら励ました。
長い風呂だった。

夜。枕を並べて一緒に寝た。身体をつけ合うように眠り合った。
別に何もしなかったけど、朝までぐっすり眠った。
目が覚めて、
二人で前の晩の事を思い出したが、「なんだか判らないけど、発散しちゃったな」と俺が笑うと、彼も小さく笑った。
あれから○ヶ月・・・。
忘れようと思っても、彼の事が忘れられない。
あんな事をしてしまって、果たして良かったのか悪かったのか。

思い出す度に、興奮と同時に後悔の念が入り交じる、複雑な思い出です。

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