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脱法〇ーヴ


記事No.196  -  投稿者 : カンキチ  -  2013/02/02(土)05:03  -  [編集]
エロい話ではないのですが、「体験談」という事で書き込みさせていただきます。

自分が初めてハー〇を吸引したのは、二年前の夏でした。
当時付き合い出した、パートナーに勧められました…そのパートナーを悪く思ってはいません。

確かに、身体の感覚が…普段は全く感じなかった乳首や、アナルまでビンッビンに感じました。指やエネマグラで何度かドライでいかされました。

それでも交際中は自分から購入することはありません、パートナーとだけ使っていました。

…そのパートナーとも一年少しで破局をむかえました。
独りになり、あの時の快感と、興味から、知識も無いのにネットで調べ購入。

早速掲示板で相手を見つけ、吸引水パイプと〇ーブを持って、約束の場所にむかいました。

最初から出して退かれるとイヤなので…始まって盛り上がってきた所で取り出します。
相手は、拒否…それでも自分は、期待に胸を膨らませ吸引。

直ぐに「ファ〜」っとした感覚が来ます「おぉ〜これこれ、これだよ」と思っている内に…「えぇっ、何か違うんだけど、そうじゃな…」
みるみる深い穴に落ちる様な感覚と、自分の眼がグゥーっとヨリ目になって行くのが解りました。

相手も「?」とした顔で俺を見ています、その相手が魚眼レンズで見るような感じに歪んで見えます。体はいう事をききません。

「?…〇〇さん?、〇〇さぁん!!!」と俺のハンドルネイムを叫びだします。
返事が出ません、意識はハッキリしています、でも体がいう事をききません。
相手は「深く息を吸ってぇ、吐いてぇ」と呼吸を誘導してくれます、それにしたがって…気が遠くなり真っ暗になり記憶が飛びました。

頬を叩かれ、眼を「カッ!!」と開いたのを覚えています。
相手も「!!!」とした顔をしてました、それから記憶はありますが意識は飛んでしまいました。
魚眼レンズで眺める世界はグルグルと回るようです、そして…

「この世の中は、暗闇だけが存在する次元だけでしかないはずなのに…
    なんで、俺はこんなグルグル回る世界に来させられたんだ
         なんの修行だぁ、これが地獄かこれが本物の地獄か…」

身体に触るもの全てが感じすぎて、苦痛にでした。
布団の上でゆっくりと、のた打ち回っていました、「あぁ〜うぅ〜」と小さいな吐息の唸り声をあげていた記憶があります。

相手は慌てふためき、のた打ち回る俺を看ながら「どうしよぉどうしよぉ」と部屋の中をウロウロしています。
ヨリ目で視点があってないながらにも相手の動きや表情はハッキリと分かりますし、覚えています。

相手は、服を着だしました。

足などをさすってくれます、それがまた快感で、苦痛で…上半身をユックリ起こしました。
舌を出していました。
〇ーブは吸引すると口が渇くのでヨダレはでていません。

しかし、顔面蒼白でヨリ目、おまけに舌まで力なくダラーっと垂らす顔は、さぞ恐ったでしょう。
そのまま体も痙攣しだしました、それに耐えきれずまた布団の上に倒れ込み、のた打ち回りだしました。

相手は携帯で救急車を呼び出しました。

競パンプレイだったので、俺の競パンを脱がせ着替えさせてくれます。脱がせてもらう時、小さ目の競パンが太腿から膝、脹脛へと擦れて行きますが、苦痛で苦痛でなりません。
本気で、競パンを恨みました…変になってました。

それから間もなく、救急隊が到着。
なんだか映画を観ているような感覚です、担架が入らないのでシートに乗せられ部屋を出ました。凄くいい天気でした、暑かったです。

救急隊員の質問にシッカリと住所、氏名、年齢、生年月日、余計な干支まで伝えています。
「あぁ意識はハッキリしているんだねぇ」と救急隊員。
身体はいう事をきかず、グネグネとのた打ち回ります、危ないからと胸の前で手を拘束されました。
指はかってに、印を切っていました、習った事もありません…無意識ですがかってに指が動きます。
勿論、デタラメな印だと思います。

病院に着き、緊急治療室に運ばれて点滴、カテーテル等を付けられました。
手足は「危ないから拘束しますねぇ〜」その後は安心したのか、眠ってしまいました。
夜の8時頃に、病室で眼が覚め意識がもどります。
ハッキリとしています、体の感覚も戻り、視覚も戻っています。拘束はされています。

看護師さんが入ってきて「眼が覚めましたかぁ?ご気分はどうです?幻覚、幻聴とかあります?」と訊ねてきます。
「何もありません」と答えると、「先生呼びますね」…10分程して担当医が来ました。
いろいろ質問されました「大分ハッキリしてるね、干支までいえるもんね(笑)」

「ただ、事情が事情なんで明日ね誰かに付き添ってもらわないとダメだから、今夜は泊って行って下さいね」

それから1時間後、担当医がまた入って来て何やら質問されて「…そっかなんだか大丈夫だね、んじゃーいいや今夜帰っても、大分反省してるし(笑)、でも正直警察はもう動いてますからね」

拘束を解かれ、カテーテルを抜かれ…激痛…袋にはいっぱいの真ッ黄色のショウスイが入っていました。

夜間受付で手続きを済ませ、玄関を出たとたんに「〇〇警察署の者です、脱法ハー〇吸引ですね?」…正直に返答をしました。

「車の中で、その〇ーブに大麻が入っているかどうか検査をしますので立ち会って下さい」
薬品の説明も丁寧にきかせてくれました、検査結果は「大麻は混ざっていない」とでました。
署に同行してもらい、脱法ハー〇を破棄します、警察に譲渡しますという書類にサインを、と、いう事で…。
署内では、他の薬物担当の人がその〇ーブの臭いを嗅ぎながら…「最近ね、ただの乾燥した草に薬品を降りかけて売ったりするのが多いんですよ、粗悪なんですよ、物が良くても、悪くても、もぉやらない方が絶対にいいですよ」

おっしゃるとおりです。
帰りがけに…「万が一、何かあった時には私の個人の名前で、ご連絡します」

プレイの相手にメールをすると「貴方の蒼白でヨリ目で舌を出した、お化けのよう顔が脳裏を横切って恐くてなりません」と、メールが来ました。
後日に、気分をうかがいのメールだすと「もぉあの時の事を思い出してしまうので、会うのは…」との返事でした。

後にたまたま偶然、俺も同じように、恐らくハー〇の吸引で救急車で運ばれる人を見ましたが、その蒼白、目線は尋常ではありませんでした。

相手にはとんでもない、心の傷を負わせ迷惑をかけたと反省をしています。

あれから半年以上過ぎましたが、もお二度と手を出しません。
薬物は繰り返す…といいますが、あれほど苦しい思いは心底コリゴリです。

他人の趣味趣向にまで口を出す権利はありません、好みもあるでしょう。
自己の責任において…。

あくまでも俺、個人の体験談でした。

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