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裸になりたくて。8
記事No.253 - 投稿者 : タケシ - 2013/09/24(火)07:58 - [編集]
男の人と付き合うとか、恋愛感情とかまだ全く無かった。
フェラチオされたいのと、裸になりたくて、名前も分からない電車の中で会ったお兄さんに会いに行った。 前回の時間に行ったがまだ来る気配は無い。 電車が到着し駅から人が出て来る。駐輪場にも人が来るが居ない。もう少しだけ待ってみようと其から20分位は待ったと思う。 また人が出て来た。 「あっ、君は?」と声を掛けられた。 見るとこの前のお兄さんだ。 お兄さん「まさか、また来てくれるとは思って無かった。」 そのお兄さんの言葉に、そんなもの何だと少し落ち込んだ。 お兄さん「家に来るか?。」 俺「は、はい…」頷いた。 駅から裏路地を10分位は歩いたか?、俺の家とは反対方向の町のマンションだった。 オートロックを解除し、小さめのエレベーターに乗った。 明るい場所で初めて見た。30代?服装はオシャレな感じで、ちょっと芸能人っぽい感じに思えた。 1ルームのオシャレな部屋だった。 お兄さん「俺、マサって言うんだけど君は?。」 俺「タケシです。」 マサ「中学だったよな。」 俺「中3です。」 マサ「今、高校入試か?。」 俺「私立の試験は終わって後は公立。」 マサ「そうか、大変だな。」 俺「マサさんは芸能人?。」 マサ「えっ、何で?。」 俺「オシャレだし。」 マサ「ハハハ、そう見える?。残念だけど美容師だ。」 それで何だと思った。流行りのロン毛風でキムタクとかそんな雰囲気だった。 俺「美容師何だ。」 マサ「誘ってて何だけど俺で良いの?。」 俺「俺でって?…」 マサ「俺30だし、そっちから見るとおじさんだろ。」 俺「…分からない…この前の気持ち良かったし…」 マサ「そっか、まだ分からないか。気持ち良くしてもらいたいんだな。」 俺「そ、そう。」 マサ「フェラチオそんなに良かったか?。」 俺「うん。」頷いた。 マサ「俺が初めてじゃ無いよな。違うか?。」 俺は戸惑いながら、言える範囲で圭介さんの事を言った。 マサ「ふーん、まぁ良いか、タケシ可愛いからな。」 可愛いって言葉に違和感はあった。圭介さんにも言われてた。 付き合ってた女の子からはカッコいいって言う様な事は言われたが、可愛いって何?って感じだった。 まだまだゲイって世界を理解出来てない俺、ただ気持ち良い事をしたいって気持ちの方が強かった。ずいぶん後から分かった事だけど、マサさんは高校生とかの学生好きで10代好きだった。 マサさんは俺を抱きしめると「タケシは可愛いな。」と連発してくれた。 マサ「この前はチンコしか見れなかったからな、可愛いタケシの裸見せてくれよな。」 マサさんは俺を脱がせて行った。裸になりたくて堪らなかった俺は、もう夢の様だった。 COPYRIGHT © 2013-2024 タケシ. ALL RIGHTS RESERVED.
作者 タケシ さんのコメント 美容師のマサさんとの始まりです。まだまだ俺はゲイって世界を理解して無い。恋愛、それは男女のものであって、同性間ではそんなものは無いと思ってた。辻褄が合わない、でも同性愛の始まりってそうなんですかね?。
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