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迷いこんだ子犬2
記事No.394 - 投稿者 : ナイトウ - 2014/05/11(日)10:51 - [編集]
会ってる時から家庭事情は聞いてた。こいつの親って酷すぎるとは思ってた。
ショウウはボストンバックを抱えて神妙な顔をして俺を見た。 華奢な身体に大きなバック、潤んだ瞳を見てると子犬の様にしか見えなかった。 とりあえず部屋の中に入れてやる。 もし居なかったらどうする所だったんだ。 ショウウ「ネカフェで待つつもりだった…良かったー!」 本人が無謀なのか、親が無謀なのか、とにかくいきなりの事だった。とりあえず飯食いながら話をしたが、一緒に暮らしたいと言うばかりだった。 俺も常時暮らしてるマンションでは無いし、とりあえずしばらくならと言う気持ちだ。しかし親子ほど年の差があるショウウ、こいつとどうなるのか、こいつは俺をどう思ってるのかだ。 軽い遊びが人生相談的な事になり、ショウウから頼られてるのは良く分かっては居た。 ショウウ「悪い所があったら言って、腐らない様に見守って」 ショウウはそう言った。 何気にその日からショウウとの暮らしが始まった。 丁度二十歳になる時だった。俺のマンションからショウウは学校に通い始めた。お金の迷惑は掛けたく無いと売りは続けると言った。本人なりに考えたのだろう、マッサージ専属になった。俺も週の半分しか居ない場所、ショウウの思う様にさせた。 しかしそんなに考えは甘くない。国家資格を取るなど試験が増えて来るとバイト所ではなくなった。学費の事もあり、ようやく父親を見つけ出して、支払いをさせたが父親は払ったからもう関係無いと謂わんばかりに姿を消した。 また1人になったショウウ。こいつともう少し付き合うかと…ショウウはマッサージも辞め勉強を頑張った。その甲斐あって就職も決まり、新たな歩みを始めた。 理美容の世界に入ったショウウだ。いくら国家資格を取れてるとはいえ、見習いとして先生について歩みをしてる。 給料は安いし深夜まで勤務。毎日一緒に居る訳では無いが、ショウウはヘトヘトになって帰って来る。帰って来たら寝るだけの生活だ。そんなショウウを見てるとH所ではない。 ショウウが休みの日、俺も休みを入れる様にした。 相変わらず深夜まで勤務して帰ってくる。俺は先に寝てた様だ。 いつもは俺はベッド、居候のショウウは布団で寝てる。別にしなくても良いのだが、時間が違い過ぎるから徐々にそうなった。 帰って来たってのは分かってたが俺は眠気に勝てなかった様だ。 翌朝に目が覚めるとショウウが俺の横に潜り込むように眠ってた。周囲には昨日着ていた服が散乱しショウウは下着だけだ。 好意的にした訳じゃない、たまたまショウウの股間に手が当たった。濡れた感触…えっ?しかもしっかり朝だち。 少し触ってみるとやはり濡れ具合から夢精とわかる。 俺が居ないときはどうか分からないが、フェラすらこの1ヶ月は無いし、ショウウがオナニーしてる気配も無い。 こいつこんな所に出しやがって!Hはともかくも、抜いてやる事くらいはしてやったのにと思った。爆睡してるショウウを起こそうとしても起きない。 俺はベッドから出ると、パンツとウェットティッシュを用意した。そっとパンツを脱がすとチンコのベトベトについた精液を少し舐めてやった。 ショウウ「うーん…」 息を漏らし声は出るが起きない。さらにフェラをしてやると、1度はパンツの中に出してるのに関わらず、あっと言う間に大量の精液を俺の口の中に出した。 考えてみると口の中に出されるのは何年ぶり?ゲイデビュー以来じゃないか? 生臭さが嫌で飲んだりなんかしなかったが、不思議とこいつのなら良いかと思った。 綺麗に拭いてやってるとショウウはやっと気付いた。 シーツ、パンツの汚れからショウウは分かった。 フェラ程度のHだがそれから定期的にする様になる。 朝だちを隠す様に風呂場へ行ってたショウウも、ビンビンに勃起したチンコを出しっぱなしで風呂場へ行く。朝、ショウウが早めに起きたら無理やりに近いかも知れないが、ショウウを抱きしめ敏感な所をいじる。 ショウウ「朝から〜!」 ショウウは困った様な事を言いながらも身体は反応する。 そして1発抜いてやる。奉仕してもらう役目が奉仕してやってるのは腑に落ちないが、ショウウの事を面倒見てやると決めたのだから、俺はこいつをずっと見てやろうと思う。 地方と都内の二重生活の俺、ショウウは最近必ず「いつ帰って来る〜!」と言う。 俺は裏を読みすぎた。誰か連れ込む?…そんな気もした。 「帰らない方が良かったら延ばすけど」と送信した。 ショウウ「帰って来てよ〜!休み一緒に居たいよ〜!」甘えた返信をしてくる。 休みの日は何処へ行くのも一緒だ。年の差がある。二十歳のやつと行く場所も違う。しかも一緒に行動してて周囲がどう思うかだ。 女同士なら最近は友達親子なんて言われてるし、仲良しで出かけてても良いだろうが、男同士どう見られるかが気になる。俺と言うよりショウウがどう思うかだが、ショウウはいたって平気な感じだ。一緒に飯を食いに行っても「これ食べてみる?」と言いながら、器を渡すのではなく、ショウウがあ〜んして食べさせてくれる。 電車の中でもべったりくっつき、スマホ画面見せてくれたりだ。 俺は良いからと出かけるのを拒否ると、じゃあ家でゆっくりしようねと言う。 夜に学生時代の友達と会うと言うから、ゆっくりして来いと言ったが、ショウウはあっと言う間に帰って来た。 ショウウ「家が良い〜!」 ショウウは俺に甘えて来る。 ショウウを抱きしめてやりながらテレビを観たりしながら過ごす。俺は決めた!こいつの為に店を作ってやる。 ショウウ「これからの人生に一緒に居て欲しい。一緒に歩いて欲しい。頑張って必ず恩返しするから。だからもう少し見てて。」 何度か喧嘩もあったが、ショウウに取って俺は必要な相手だ。そしてそんなショウウと付き合いはじめ、俺も変わって来た。面倒くさと思ってた事が楽しく感じる。 ショウウは安い給料から生命保険に入ると言った。本当に安いものしか無理だ。しかし悩んでた。 ショウウ「でも受け取り誰?親父とか、母さんには上げたくない。確認してみると契約者が指定した相手で良いと言う。 ショウウ「だったらナイトウさんにするね。」 ショウウはそう言ってかけはじめた。 ショウウの気持ちに応え、俺もショウウを受け取りとした保険の契約をした。 ショウウ「一緒に海外旅行したり、一緒に色んな所に行こうね。楽させて上げる。」 ショウウは口癖の様にそう言ってくれる。 COPYRIGHT © 2014-2024 ナイトウ. ALL RIGHTS RESERVED.
作者 ナイトウ さんのコメント 何年先になるかは分からないが、ショウウを必ず独立させてやろうと思ってます。
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