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恥ずかしい追伸13
記事No.457 - 投稿者 : 岳人 - 2014/09/04(木)09:37 - [編集]
あんな亮介を初めて見たな。女だからと手を挙げるのを躊躇してたが、亮介は拳では無いが平手で殴ってた。こいつスゲッ!と思いながらも、若干恐さも感じていた。亮介は俺を抱きしめると「ごめんな!」と謝り、俺の頭を撫で続けてくれた。
亮介の優しさも感じた時だった。「あいつらにはあれくらいしてやらないと、甘い顔すれば付け上がるばっかしだからな。」と言いまた抱きしめ頬擦りをしてた。 さて、色んな下着が発売されてる。ワンショルダービキニってやつ、最近になり某画像サイトに投稿されてるのを目にする。 以前は左右別々のを交互に重ねて履いて、ビキニパンツっぽくしたり、サイドに大きな穴が開いてるやつや、ほんと下着も様々に出てる。 亮介は自分のより俺のパンツを色々購入する。 ここんとこ、海パンはサッカーパンツとか膝上まである様なのが流行って、海やプールに行っても、ビキニなど履いてるのはほとんど居ない。 水泳はちょこちょこ続けて居る。ここでは競泳パンツを履くが、さすがに海や他のプールでは履けない。 亮介が女友達、水商売系にせがまれ、海水浴へと行く事になった。男二人に女三人だ。海水浴は子供の頃以来で海パンを買いに行こうとした。 「これ履け!」亮介はちっこいパンツを見せる。 「何これ?」ちっこいパンツに目が点になった。 「無理、無理!こんなの誰も履いてない!」 「履いてないから良いんだ!」 俺は長めの誰もが履いてる様なのにしようとしたのに…こんなの恥ずかし過ぎる。 しかし、言い始めると切りがない亮介に負けた。 ライフセーバー、監視員でもこんなにちっこいのは履いてない。 ボディービルダーなら身体を見せる為に履くだろうが、俺は身長はあるがボディービルダーの様にマッチョじゃない。 とりあえずTシャツだけは着させてもらったが、Tシャツも亮介の言う通りにしてたから、ぴったり系で長くはなく、もっこりはしっかり強調された。 水商売系の女性だけにはっきりとものを言う。 「えーすごい。」 またまたいつもの事で、足の事を様々に言われる。 亮介は自慢気に微笑む。 俺よりデカイやつや同じ様なのを履いてるやつは居ないのか?女は幾らでも似た様な水着を着て、目を引く様なのはゴロゴロだが、男は柄は派手なのは居るがセクシーさを強調する様なのは居ない。 身長の高さを恨む。 「Tシャツも脱いじゃえ!」 「そうよー、うらやましいくらいよ!」 亮介と女性らに言われ渋々脱いだ。本当に競泳パンツ以上に露出度が高い。海水浴は泳ぎを楽しむ為じゃない。こんなの履かされて…案の定、男女問わず見られる。 俺1人で居ると逆ナンもされた。一緒に行った女性らに腕を組まれ歩く。亮介は彼女らと仲良しとあって両手に花と言った感じだ。 俺の腕に絡み付き密着する様にしてきたのがミホと呼ばれてた女。顔も派手、背も高い女で大胆系のビキニで目立つ。 「ねーねー私たちお似合いじゃない?」 確かに背丈も水着もお似合いな感じだった。 「ふたりモデルみたいね!」 誉められるのだから喜べば良いのだが、背丈がコンプレックスな俺はただ恥ずかしいばかりだ。 さすが水商売系の女性ら、亮介にふたりはベッタリだし、俺にはミホがベッタリくっつく。 彼女ともこんな事して無い。食べ物はミホが口に運んで来る。 何かある度に俺の肩に頭を置いて、腕を掴んだり組んだりだ。 「ねー、ちょっとだけ付き合って!」と耳元でささやいた。 「何はなしてんのー!」気付いたのが言った。 「良いじゃん、何でも無い!」 亮介は俺をジロッと睨んだ。 「亮介、帰ったら飲みに行こう!。」あえてミホの誘いを断る発言をした。 「じゃあお店おいでよー!私、今日仕事だし!」 亮介の隣に居たのが言った。 ミホは俺の太ももを揺さぶる。 「じゃあ後で少しだけ。」と悔しそうに言った。 亮介はふたりの女性とちょっとぶらぶら、俺とミホがふたりっきりになった。 「今晩ふたりっきりになりたかったのに!岳人君、亮ちゃん誘うんだもん!ねーねーちょっとあっち行こう。」 ミホは積極的に誘って来た。 COPYRIGHT © 2014-2024 岳人. ALL RIGHTS RESERVED.
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