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恥ずかしい追伸25


記事No.469  -  投稿者 : 岳人  -  2014/09/11(木)21:07  -  [編集]
アキラとはウリ専での出会いだったけど、本当にさっぱりした良い付き合いですね。初っぱなに掘られて、それからは週1で会ってた感じで、飯食ったり飲んだり、買い物行ったり、相談に乗ったりと友達以上恋人未満な感じで、アキラとはなんだろう、不思議な位に仲良しになり、未だにだが兄弟の様な付き合いしてる。アキラも遠慮しないから結構言いたい放題言い合うし、友達以上ってのは必ずシェアし合う関係。ドリンクもシェアし、良く買い物何かに行くとスタバで二人がお気に入りの商品を頼み、1つをふたりで飲み合う。食べ物にしても別々の物を買い、半分ずつ食べたりする。
ペットボトルでもそうだ。しょっちゅう間接キスしまくってる。
それにすげー近い。携帯いじりながらお互いに見せあったりしてたが、本当に密着してる。エスカレーターだって1段空けたりしない。路線バスで移動した時だ。1人掛けしか空いてなかった。最初はひじ掛けにすがる様にしてたが、ちょこんと隙間に座ると「座れる座れる」と言い、ほんとピッタリべったりで1人掛けの席に座った。どう見ても恋人じゃんとも思える事を良くしてた。ドライブに行けば口の中にお菓子突っ込んでくれる。
アキラが専門を卒業する前、美容室に勤務が決まりもうウリは二度としないから、俺に最後の客になって欲しいと頼まれた。
アキラから入学金と学費の為に、高校中退と偽ってウリを始めてた事や、眠いのに寝させてくれない客の事や、キモい客が続いて本当に男嫌いになった事等聞いていた。俺は許せる相手らしく、大切な友達以上の関係になりたい相手らしいが、ずっとノンケ的な付き合いをしてくると、いざ最後にウリ専でアキラを買うのは気が引けた。しかしたっての願いでもあり、今後、もう男のケツ堀はしないだろうと言う。せめて最後くらいは綺麗に終わらせてくれと頼まれ、アキラの最後の男になった。
新人美容師は大変だ。国家資格を既に取得してても、先輩が優先だし、新人は奴隷の様な扱い。
初めてアキラの勤務する美容室に行った時、アキラは別人だったし、可愛そうな位に顎で使われてた。シャンプーはアキラにと指名をしてたが、ホントにしんどそうだ。夜中にならないと帰れないくらいで、家にも帰れず美容室の寮で寝起きしてた。
寮と言ってもシェアハウス以下で2畳しかない。
しかし美容室のある近くの物件は高額だし、学生向けの様な部屋は無い。ましてや、20才だったアキラには保証人をつけないと貸せないと言われた。
俺も飲み帰りに泊まると言う事でマンションの保証人になり、家賃の一部負担を引き受けた。
アキラは両親が離婚し、母親から追い出され、父親からは虐待と聞いてた。おばちゃんが高校までは見てくれた様だが亡くなってた。父親が家に居ない時に帰っては荷物を入れ替えて、ウリ専の個室やサウナ、ネットカフェで寝起きしながら専門に通ってた。ウリ専ボーイは嘘つきが多いらしいが、実際にアキラの家に荷物を取りに行くために車を出したりし、全く嘘では無い事が良くわかった。
父親が金を出せば、アキラもウリ専やゲイDVDなんかに出演しなくても学校に行けてたのに。
そんなこんなでアキラに手助けし、少し資金提供をしたりしてた。部屋掃除してやったり、飯作ってやったりもした。家族に縁の無いアキラだったから、俺なんかが作る飯でもめちゃくちゃ喜んでくれ、亮介と出会う少し前くらいまで半同棲の様な感じで居た。
俺にとつても、アキラの部屋は職場に近く、地下鉄で10分もかからないから楽だった。
昼飯もまともに食えないアキラの為に、自分の弁当とアキラの弁当作ったりもした。
俺が寝てても部屋に待っくれてるやつが居ると嬉しいとアキラは言い、疲れて帰って来るのに「ただいまー!」と明るい声になる。
アキラは俺に対して全く無防備で、風呂からは全裸で平気で出てくるし、パンツ一丁でうろうろするし、俺がトイレしてても平気で入って来るし。
めちゃくちゃこいつ綺麗だよなって思う身体を見せまくる。


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