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恥ずかしい…最新6


記事No.482  -  投稿者 : 岳人  -  2014/09/25(木)08:46  -  [編集]
「俺、思ってる事とやってる事が別なんだって気付いた。」
「ごめんな、俺も悪いんだよな。」
「享が謝ることは無い。」
「責任感じる。俺がこんなんじゃなかったら、岳人の身体まで愛せたら良かったんだよな…」
「享は、そりゃ一番魅力的だけど、何もかも越えて本当に大切な相手だ。俺がつい身体に走ってしまったから…」
「見切りをつけて良かったのか?」
「ああ、亮介の気持ちは嬉しかったが、過剰な行動について行けなくなってた。」
「過剰な行動?」
「この所、毎回…元カレの卓も一緒だったし、それだけじゃないんだ…」
「どうした?」
「俺の事を自慢してくれるのがあいつなりの愛だとはわかってるが…もう限界だ。」
顔は出ては無いが、動画サイトや画像サイトに俺とのプレーを投稿してる。
そして、極めつける事件があった。恥ずかしい事をされる事に、恥ずかしいが快感を感じてたが、書くのも恥ずかしい事があった。
発展場で俺を露にしたり、亮介の関係者の一部の前で裸になり、あれやこれや見せるのは慣れて来たが、さすがに限度はある。
人目につくかつかないかの紙一重を越えても来ていた。
たまたま見られたと言うのなら、事故として処理するしか無いが、わざわざ見せると言うのは発展場だけに止めておきたい。
所構わずの様に股間を揉んだり、時にはチンコを引っ張り出したりはある。さりげなくしてくれるなら良いが…
亮介とキャバクラに行った時も、俺たちの関係を知ってるから、亮介には構わなかったのだろうが、店内でキャバ嬢が横につき、彼女らの前で俺のチンコを引っ張り出して握って見せたりした。
この行為は以前なら許せたかも知れないが、亮介が当たり前の如くやるから、徐々に何故こんな所でと言う気持ちにもなった。
そして、気持ちが薄れる原因となったのは、腐女子が出て来た事。亮介知り合いのキャバ嬢の友達らしいが、亮介は俺を自慢する為にでは無く、遂に俺を見世物にしたんだ。それだけじゃなく卓も巻き込んでだ。
いくら友達に頼まれたからとはいえ、それを断りもしないで見世物にし、卓まで巻き込み隠し撮りをして腐女子に俺たちのプレーを売ってた。
知らなかった。亮介はやたらと俺にフェイスエステを薦めた。
「そんなのいいよ」
「岳人は顔に浮腫が出やすいし、疲れてるっぽいから行って来なよ!。俺が出してやるし。」
小顔マッサージってやつだった。やたらと亮介は髪型にも注文つけて来た。
髪の毛は上げてる方が多い。童顔って言えばそうなんだろうが、それだけで無く、職場は28度を上回らないとエアコンが作動せず、クールビズもあって髪の毛を上げてた。
「岳人はこうした方が似合う。」亮介は髪の毛に注文つけてた。
顔のマッサージへ行き、確かにスッキリした感じにもなり浮腫も取れてた。亮介の言う通りにすれば、周囲からも福〇蒼太っぽいと再び言われる様になってた。
出て来てからは何も言わなかったのに、やたらと亮介は髪型や服装、顔にこだわりあれこれ言うようになってた。
「俺の自慢の岳人だからなー」と言ってもくれた。
キャバクラの後、更に細かく言うようになり、9月に頭の事…
亀裂が入るきっかけがあった。
「客来るんだ、寄り道しないで帰って来いよ!」
亮介から連絡が入った。
シフトの関係で亮介は夕方には帰ってるとの事だった。
仕事を終えるだけなら早いが、あれこれ片付けて帰ると、自宅に帰るのはどうしても午後8時近くになる。
帰れば既にお客さんが来てた。
靴から女性だとはわかった。
部屋に入ると全然面識の無い女子が二人居た。10代?20代?個性的な雰囲気の二人だった。
二人は「似てる、似てる!」と俺を見るなり言った。
「だろだろ!」と亮介も言う。
ワケわからずとりあえず座ると亮介から二人を紹介された。
腐女子では無くキャバ嬢の友達としての紹介だった。


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