勇治は自分の事が気になって、他人を気にしてただけの様で、もう結婚もして子供も居る。
醤油豚骨顔の慶大はあれだけモテモテで絶対に出来ちゃった結婚するだろう何て周囲は言ってたが、あの頃の慶大はどこへやらで独身の彼女無しだ。
あのままだったら今の俺なら即効惚れてただろう。
久しぶりに楽器やりたい何て慶大と話してる。
慶大とは大学は別になったが、あいつも大学でも吹奏楽やってた。慶大はトランペットだった。
高校時代は俺は先輩から睨まれる事は無かったが、オカマーラって呼ばれてた先輩と二人っきりになった時がある。
俺、犯される？奪われる？って感じになった。
あれなんでだったかはっきりしないが、部室に閉じ込められた事がある。俺も先輩も忘れ物取りに戻った時だったか？
部室は内側から鍵を掛けれず、外側からしかダメだった。
探し物してる時に警備員が閉めたんだと思う。
「どうしよう。」
「内線ありましたよね。」
「あるけど…」
「掛けてみます。」
警備室に電話しても出なくて、職員室に内線した。警備員が帰って来るまで鍵が分からないとかで待っておけと…
仕方なく待つしか無い。
「二人っきりだね。」
「はぁ、そうですね。」
「あっそうそう、岳人は〇〇中だったんだよね。〇〇知ってるよねー！」
「は、はい。」
「従兄弟なんだー！」
同級生でわりと仲良かった奴が先輩の従兄弟だった。
俺情報に詳しいってのもわかった。
「岳人はオナニーはどのくらいのペース？」
マジ！いきなり聞くか？
「はぁ、３日おき位です。」
「そうなんだ。毎日かと思ってた。」
「毎日何てしませんよー！」
「我慢出来る？僕は無理！」
「岳人はあそこも大きいでしょ。良いなー、背も高いしかっこいいし。」
「先輩も…」
「僕が？こんなチビだよ。ちょっと背比べしよ！」
背中合わせに背を比べた。当時の俺は178�pだったかな？先輩170ギリギリ？。不細工じゃないが…
背比べしてる時に腰回りとか触られた。
「ほら、腰の位置ぜんぜん違うし！足の長さだってほら！」
結構きわどい所触られた。股間まで触られそうだった。
「うらやましいな〜！」って言いながら俺を見る。
「ここどの位なの？」と言いながら股間を指差した。
「まぁ普通だと思います。」
ほんの15〜20分くらいの時間だったがずいぶん長く感じた。
やっと鍵が開いて警備員が来てくれ、救いの神様って気になった。どんなに誉められても俺は自分が嫌いだったから良いとは思えなかったのは確かです。
高校２年の時だった。やたら股間を握って来る奴が居た。
全くゲイじゃない、ただ挨拶で握って「おー！ビッグ」とか言って、不特定多数に同じようにやる。そんな奴も居たな。