亮介と会うまでは、以前に書いた通りだが、享と一緒に生活をしてた。嫌ではなかったが、友達以上恋人未満な生活、その享に抑え切れないほどの思いを持ちそうになってた。２年享を支え、時に享の親代わりをもした。生活も落ち着き、家賃の補てんをすれば良いだけになってた。享とはそんな関係じゃない！それじゃあいけない。享に実家に帰る話をした。享は帰らないでくれ、行かないでくれと泣いた。享は俺までも離れてしまう事が享に取って残酷とも言える事だったのはわかる。２年間、享は頑張ってたし、どんなに疲れて帰って来ても、俺が居るとホッとし、嬉しいと言ってた。しかしこれ以上居たら、享を襲ってしまいそうだった。見てはいけない、そんな物より、俺と居る享が享何だと思いながらも、ついつい享の居ない間に、享の出演したDVDを見てしまう。映像に映し出される享の姿を観ながら俺はチンコを握ってた。このDVDには俺が見たことの無い享が居る。真〇航が嫌いになったのも、享のケツを様々な体位で犯し続けてる。悲痛な享の顔、悲痛な喘ぎ声を上げる享。この享が本物の享か？。俺と居る享が享だと言い聞かせた。売り専ボーイの翔大と付き合ってた頃も思い出す。翔大の時も我慢の連続だったが、しかし翔大とはキスやハグは毎日、我慢もあったがエッチはしてた。しかし享とは一切あれ以来無い。しかし、享の姿は毎日見る。シャワーを浴び全裸のままでバスタオルで髪の毛を拭きながら、俺の前に享は居る。ゲイで無ければ、普通に享を見る事が出来るのに、意識をしてしまう俺が居る。やっと思いを伝え、いつでも会える、たまに来るからと享の所を出て実家に帰った。実家に帰り、どうしても享の事が忘れられない。いけないと思いながらも、享が出演した全てのDVDを取り寄せた。享から待ってるから帰りたくなったらいつでも帰って来て！と度々にメールが来てた。享の純粋な気持ちに対して、俺はどうして？何故？自分が情けなく思った。とにかく他の人と出会おう。しかしゲイバーにも行けずだ。繋がりの中で出会って来た。翔大にも連絡をした。
「ゲイバーが一番なんだけどな、サイトしか無いよ。〇〇サイトなら良いんじゃないか？」とアドバイスがあった。しかし、なかなか良いと思える出会いは無い。やれれば良いと言う感じか？直接会って話をした人も居る。しかし難癖と言うのか？翔大や享と比べてしまう。姿は翔大、心は享の様な相手を探してた。とりあえず、彼女とも辛うじて繋がってたから、ゲイをやめよう、俺は彼女と生きると言う気持ちも持ってみた。しかし１度味わった幸せと快楽は頭から離れない。無理矢理頭を女に持って行く。彼女からおかしいと言われそうなくらい、彼女とエッチをしまくった。しかしやはり彼女では無く、翔大や享が頭に浮かぶ。男の味を覚えてしまった事を後悔もした。何度も普通に生きよう、女性好きで生きようと考えた。
しかし、やはり享が翔大が俺の中にある。享のゲイビを観ながら俺はチンコ握ってた。享はゲイ向けの男女の絡みもしてる。それを観る様にするが、やはり俺は享を観てる。これじゃあ享の所から出て来た意味がない。またサイトを覗いてみた。
某出会い系サイトの各地区別で亮介の書き込みが目に。とりあえず、自分のプロフィールを書き込み送信した。なかなか信じがたいと言うのもある。何度かサイトを通してやり取りをした。
会うのも本当に大丈夫かと心配をした。
職業は明かさず会社員とし、身長もやや小さめ、顔もそんなに自信は無いから、出来るだけ普通っぽいとした。
「１度会おう。」となり、お互いに着ていく服そうを良い合うだけ。幸い俺が利用する駅でない場所が待ち合わせ場所となり、職場からも離れてて安心した。
「ダメならパスすれば良い、お互いにそうしよう。」と書かれてた。
サイトを通してメールのやり取りをして、待ち合わせ場所に着いた。
気付いたのは亮介が先だった。
身長はやや小さめにしてたが180�p、やはり目立った様だ。
「わかった？」
「わかりますよー！」
出会い系サイトを覗く様になったのも、以前に書いた