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露出に目覚めた21
記事No.572 - 投稿者 : 太陽 - 2014/12/07(日)14:53 - [編集]
Sさんと居ると何故だか落ち着く。恋?そうかも知れない。
親子までは歳のさは無いが、頼れる人って感じにも思える。 すごく良い感じ。毎月、出張の度に月1〜3回指名してくれ、マッサージ無しで会う事の方が多くなった。 なんだろな、Sさんから学べる物もたくさんあるし、すごく会話が楽しいし為にもなる。すごく気持ちが安らぐってのもある。 マッサージで無きゃ違うサービスもして上げれるって気になった。マッサージは手抜きだと言うお客さんも少なく無いし、売りの時も手抜きだと言われたりしてたが、全く何も無くても、Sさんは俺を指名してくれるし、過剰な要求も一切無い。逆に此方が申し訳ないなと思うほどだ。 「売りの方が色々して上げれるから売りに戻ろうかと、、、」 S「何故わざわざ売りに戻るんだ。今のままで良いし、逆にもし俺で良いなら手助けし、マッサージすら太陽君には辞めてもらいたいな。」 「でも、俺は後半年はこれをしないと生活出来ないから、、、本来は奨学金で賄えるけど、勉強したい事があって、別に授業料が必要なんで。」 S「それ幾らだ?」 「120万は必要で払ってる最中です。」 S「わかった。」 「わかったって、、、」 S「出すよ。」 「でも、、、」 S「でも?」 「家を出る資金も要りますからやっぱり辞めれません。」 S「家を出る?」 「祖母の所へ親父が転がり込みましたから、もう俺の居場所はありません。」 S「親父さんとは不仲?」 「はい、許せない事だらけです。」 S「出張の度にホテルを取ってるから、ホテル代わりのマンション借りても良いかと思ってる。たまにだが太陽君が俺と共同生活も良いならそれも考える。」 「えっ、本当にですか?でも、、、、、そうやって甘い誘いが、、、飽きられたりだまされて捨てられるのが、、、」 S「何でそう思う?俺は確かにボーイに騙された。でもな、俺は太陽君の体だけが目当てじゃない。太陽君自身が可愛いと思う。」 マッサージボーイとお客さんの関係でありながら、かなり本音トークしてたし、俺もしっかり自我を出してた。全然営業トーク何てして無かったが、Sさんは本音で綺麗ごとじゃないから良いと言った。 信じながらもやはり疑う気持ちもある。捨てられて終わりって気持ちは常にある。 売りで散々な思いもしてたし、美味しい話をして全く違ってたり、体目当てで嫌な事の要求もある。複雑な思いだった。Sさんを信じるのか、他のお客さんと同様だろうと言う俺の感で行くのか?。 しかし名刺ももらい、Sさんの言ってる全てが嘘偽りが無い。 授業料は本当に直接学校に持って行ってくれた。 父親や祖母に授業料の督促も出てた。親戚と言う事で全ての支払いをし、更にマンションも用意をしてくれた。 「必ず返します。」 S「返す必要ないから。太陽君がちゃんと生きてくれたらそれで良い。」 当時の俺は、親父が祖母の所へ転がり込んだので学校の友達の所や、サウナなんかで寝泊まりする事が多くなってた。 店のルールを破り、Sさんが泊まるホテルで寝起きもした。 無防備な俺にもSさんは一切手を出さなかった。 「本当はやりたいと思ってるんじゃ無いですか?。」 S「やりたく無いって言ったら嘘になるなー。だけど、愛情が無かったら面白く無いだろ。愛されても無いのにプレーするって、それって売りと同じだろ。100回分の支払いしてる事にはなるけど、それって単に金に物を言わせてって事だろ。太陽が良いって言わなきゃ俺は手を出さないつもり。太陽、分かるか?太陽の見た目だけで俺は援助してんじゃないぞ。こんなに最悪なボーイが居るんだって思うくらい何だぞ。だけどな、それもひっくるめて太陽が可愛いと思うからやってんだ。全てが金じゃないって太陽に分かってもらいたいからな。」 Sさんの言葉は俺の脳天をぶん殴った感じがした。 高校生の時から、男とのセックスは金だった。小遣い稼ぎから始まってる。直人さんもNさんも安心出来る相手だが、やはり常に金がそこにはある。 Sさんの言葉で、態度で俺はこの人に愛されてるんだって感じた。仕事として男とセックスをして来た。嫌になったからマッサージに変わった。 俺は、俺は、、、誰かを愛してセックスして来たんじゃ無い。 彼女に対してもそうだ。金銭的な事は無いが、欲望のままにセックスしてるって思った。 Sさんの話を聞いて考えさせられた。 「次はいつ来る?」 S「再来週だな。」 「わかった。」 数日考え込んでた。だんだんと泣けて来て、どうしてもSさんに会いたくなった。 「今大丈夫?」 S「太陽から電話って珍しいな。メールで良いのに。」 「Sさんに何がして上げれるかわかんないけど、俺は、、、、Sさんが好き。」 S「ありがとう。」 「Sさん、俺で良いの?」 S「それは逆で俺が、俺で良いのかって聞きたいくらいだ。」 「俺、こんなんだよ。それは俺が、、、」 S「来月から入居出来るから、来週は時間作って行くから家電選びに行こう。」 「はい。」 家電や家財道具選びの為だけにSさんは来てくれた。 食事してホテルに泊まった時だった。 「Sさん俺を好きにして良いよ。俺、Sさんにされる事なら苦じゃない。」 S「本当に良いのか?」 「金じゃないよ。色々してもらってるからのお礼じゃないよ。」 S「ああ、わかってる。あの日、太陽は泣きながら電話して来たもんな。わかってくれたんだと俺は思った。でもな、無理をする必要は無いからな。」 「無理じゃないよ。恋人としてって言う愛情じゃないかも知れないけど、Sさんは大切な人、何かお父さんって感じがする。」 S「お父さんかー、、、まぁ歳のさあるからな。恋人は無理かー、、、」 「でも、絶対に俺には必要な人で、ずーっと、ずーっと、ずーっと一緒に居て欲しい人だよ。」 S「じゃあお言葉に甘えるかな?。」 その夜、俺は初めて金絡みでなくSさんに抱かれた。 ゲイビで、売りで色んな人に掘られて来た。 本当に愛されてる相手、、、Nさんや直人さんも俺を愛してはくれてたんだろうが、すべて始まりは体目当てだ。しかしSさんだけは俺を抱かなかった。この日まで抱こうとしなかった。 出会ってからもう10ヶ月は過ぎてる。 俺からは何も出来なかったが、初めてSさんのチンポを射し込まれた時、愛撫をされた時、、、感じる事をした。 専門学校を卒業し美容師となり、美容室に勤務し始めた。安月給の中、Sさんの支えがあったからやって来れた。 Sさんが来るのが楽しみになってる。月1回は抱かれるが、それ以上に一緒に居れるって喜びを味わう様になった。 バイって事になるのかな?Sさんの許しもあるからちょこちょこ女の摘まみ食いはするが、俺は家庭何て持ちたく無い。女と付き合うよりSさんと過ごす方が楽しい。ただ、月に1〜3回は一緒に過ごすが、俺があの時に味わった快感、露出ってのが頭から抜けない。セックスとかより断然、あの快感は燃える。 しばらくは仕事も忙しく、時間の束縛もありそれどころでは無かったが、1年が過ぎる頃に余裕も出て来た。 あの快感が、、、あのスリルが、、、 Sさんが来る時にそうなるんだけど、時には1ヶ月に1度しか来れない事もある。 イキたいからって言うより、いじられたいって気持ちが、、、 大半はSさんが出してくれたんだけど、Sさんの足にもなるからって車を購入したから、気持ちを抑え切れずについに、、、直人さんに前に連れてってもらってた発展場へ車を走らせた。 しかし、いざ行って見るとなかなか勇気が出ない。 自分から何かをしたい訳じゃないし、相手を探してる訳でも無い。ただ、見られたい、ちょっといじられたい。 自分からチンポ出して見せ付けるって勇気も無い。 車からとりあえず降りて、公園の隅にあるベンチに座った。 休日前なら人が居るのかな?明日は俺は休みだけど、日曜日の夜は誰も居ないのかな?。 駐車場には何台か車が停まってたが、公園には人の気配を感じなかった。 すごく気持ちの良い日、暑くも寒くも無い。 気持ち良かったのもあって、ちょっとベンチに横になった。 夜空を見上げながらあれこれ考えてたんだけど、ついついうたた寝してた。 初めて同級生のKにフェラされた時、寝込みを襲われ下半身の異常さに目が覚めた。ふとあの時の感覚に近い事が、、、 誰かが股間を揉んでる? うっすら目を開けると夢じゃなく実際にだ。 顔までは見えない。しかし確実にその手は股間を揉んでる。 揉まれて俺のチンポは勃起し始めた。 ある程度股間を揉み、勃起を確かめるとファスナーに手が掛かり、ジッ、ジッ、ジーと下げて行った。社会の窓を開けてそこから手を入れる。パンツ越しに勃起したチンポをいじる。 チンポだけを出そうとするのか?パンツのゴムを探して下げようとしてる。しかし上手く行かない。今度はベルトをはずして、ズボンのホックをはずした。 全てが開かれ、パンツ越しにもっこりが現れた。 またしばらくパンツ越しにチンポを握ったりした。 「すごい!」そう呟いた。 「寝てるの?」また呟いた。 眠ってるふりを続けた。するとパンツのゴムをグイッと引き下げた。 チンポが現れた。 「おっきいね。」そう呟いた。 「気持ち良くしてあげるよ。」そう呟いた。 「舐めて良い?。」そう呟いた。フェラくらい良いか?と思ったが、Sさんの事もあるし、俺はこうして見られていじられてが良い。目覚めたふりをして、あくびをしながら起き上がった。 「ねぇ、すごいチンチンだね。気持ち良くして上げるよ。」 50代は越えてる様なオジサンが言った。 「そんな気は無いから。」俺はそう断った。 見られていじられてだけで満足もある。 「若い方が良い?」 「ごめんなさい。」 オジサンは去って行った。 イキたいから、発射したいから来てるんじゃない。 見られたいから、、、、 久しぶりに味わった快感が忘れられなく、それからちょこちょこと出かける様になった。 女では味わえない瞬間的な快感がある。 Sさんとの関係も10年になる。 Sさんにまたもや出資してもらい、ようやく自分の店を持てる様になった。 従業員に多少任せる事も出来る様になった。 店を持ってしばらくは俺の露出の虫は大人しくしてたが、徐々に騒ぎ始めて来てた。 今は見習いの子がシャンプーをするが、オープン当初は俺ともう1人の専門学校の同級生と2人。 シャンプーも俺がやる。その時に何気に股間がお客さんの体に当たる。最初はそんな事も無かったが、ふとまたもや触られてた事を思い出し、妙な妄想をしてしまった。 留目はニューハーフのお客さんが来た時だ。 「店長、めっちゃ可愛い。」 「あ、ありがとうございます。」「超タイプよー!」 そのニューハーフさんは他のお客さんの紹介で来てくれる様になったのだが、露骨に誉めてくれたりする。前髪をカットしてる時だった。 「あら、もっこり、それ挑発ー!もう触らせてよー。」 たまたまと言うか、スリムパンツを好んで履く様になったから、別に挑発してる訳でも無いのだが、彼女?彼?はそう言った。 全く意識して無かったのに、何故かドキッとした。 何気に手が当たってる様な、触られても無いのに、、、、 COPYRIGHT © 2014-2024 太陽. ALL RIGHTS RESERVED.
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