冗談ぽく股間に触れた僕に、何処か照れくささを含んだ反応を見せたマサキのチンポを思わず握ってしまいました。

部屋着のハーフパンツとトランクス越しに掴んだチンポをゆっくり扱くと、マサキはその手をはねのける事はせず・・

僕自身もビデオで男性同士の性交を見せられ思わずしてしまった事で正直自分がしている事に戸惑いもあります。

それでも、自分が扱く事で押し殺してはいますが吐息のように漏れる気持ちよさを感じてくれているマサキの反応にえもいわれぬ嬉しさを覚えました。

「 雅範・・ 待って・・ 」

マサキは不意に声をあげると立ち上がり部屋を出てトイレへと駆け込みました。

開け放たれた部屋の扉から、廊下の向こうの焦ってドアを閉め切るのを忘れた隙間からトイレの中のマサキの姿が見えます。

壁に手をつき下半身を晒して明らかに自分でチンポを扱いている様子でした。

その時は互いに照れくささもありそれ以上の事も起こる事無く僕も家に帰りました。

ただ、その日の夜からは思い出しオナニーするネタはＡＶビデオの女優さんにクラスの好意を抱く女の子を重ねてではなく男性同士の性交を思い出してのモノに・・

男性にフェラチオされ快感に歪む男性の顔と声が脳裏に焼き付き、嫌悪感どころか自分もしてみたい願望が生まれます。

(ここにチンポが入ったらあんなに気持ち良いんだ)と、ベッドの中で自分の尻穴を触り楽しみ始めました。

その欲望は日増しに大きくなり、入浴中にボディーソープを泡立て尻穴に塗り指先を挿入する事でも快感を覚えます。

指先で尻穴を悪さしながらの自慰でイク快感に目覚めると徐々に太さに対する欲望が芽生えます。

当然、バイブやディルド等の玩具は高校生では手に入れる手段もなく身近なモノに・・

手頃で気に入っていたのがフィッシュソーセージで、金具の部分だけ切り取り両親の寝室から拝借したコンドームを被せて尻穴に挿入してオナニーして楽しみました。

そんな快感にハマり始めると欲望は益々増すばかりで、本物のチンポをフェラチオしたいとか本物のチンポで尻穴を激しく犯されてみたいなどと言う願望に駆られ始めます。

マサキとの友達関係はあの後も変わりなく、お兄さんのＡＶビデオをコッソリ見ることも続いていました。

ただ、僕の方は女優さんの裸体ではなく俳優さんのチンポにばかり目がいくようになっていました。