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恥ずかしい しつこくてゴメン34


記事No.645  -  投稿者 : 岳人  -  2015/03/05(木)07:16  -  [編集]
最初に享と一緒に生活を始めた頃は辛かった。
最初に出会ったのは売り専だし、俺のケツを掘った最初の相手は享だ。
翔大が地方に引っ越し、嫌で別れたのでは無く仕方なく別れた。
当時は、度々に翔大と会える様なお金も無かった。所謂自然消滅的な別れだった。
翔大が居た売り専の店、翔大に会いたい気持ちとか込み上げて売り専に行った。
居るわけ無いのに。その時に享が空いてて享と出会ったのだ。
売り専ボーイと客の関係が始まり。言葉巧みにと言うのは享かも知れない。ノンケボーイの享だった。ウケの翔大と付き合ってたから、俺は掘るつもりもあったが、享の言葉で俺が掘られる事になった。享に惚れた感じで2回目を頼んだ。正直、バックが気持ち良いとかはまだ感じで無い。
ただ、翔大の代わりと言うのか、享と話も合うし、色んな話が出来て親近感を持てた。
ウマが合うと言うのか?、ヤミケンと言う人も居るが、全くお金の関係も無く享と会うようになった。勿論、セックスも無い。
飯食ったり、ちょっと飲んだり、買い物に行ったり、普通に付き合うようになり、享の内情を知り、俺が資金を出した感じで同棲が始まった。ノンケの享に恋をしたのが始まりだった。
享の事を理解して生活をし始めたが、辛かったのも確か。
結局は享の生活が落ち着いた時に飛び出したのだ。
わかって付き合ってたが、今よりもっと狭い、1Kの部屋だけに享の全てが見える。
お互いにノンケ的な付き合いだけに、普通に享の全裸だって見てる。見ない様にと思ってたがやはり目に入る。
当時から享とは下着は全て共通だったし、キスは無いが、しょっちゅう間接キス的な事はしてた。
お金に余裕が無い生活だけに、細かいが、2つ買わずに1つを大きめにして、二人で飲み合ったり、別々の物を頼んで食べ合ったりしてた。それはそれで凄く幸せだったが、享を愛して始まっただけに、理解してたがどんどん辛くなり、俺は実家に戻った。
それでもずっと家賃は半額出し続けてた。
そんな時に亮介と出会ったのだ。辛かった、好きなのに恋愛は出来ない。しかし既に恋愛を越えた、お互いの間には信頼関係もあり、思い合う強い気持ちはあった。
亮介の事では享も心配してくれてた。
俺が危ない方向に行ってると、享からずいぶん注意もされた。
しかし、享も俺との身体の関係を持てない事に引け目を感じても居た。
仕事として、男とセックスはしてたが、享が本当に求めてたのは愛情だった。
親に縁の無い享が、学費を稼ぐ為に、ゲイビに出演しそして売り専で働いてた。
今でも享が出たゲイビは動画で出てる。動画サイトで観る事も出来る。DVDだって中古ショップに行けば時々目にする。
俺も今でも持ってるし、動画サイトでダウンロードしてる。
今は観る事は無く記念的な感じで納めてあるが、飛び出す前に、享の出演した動画やDVDでオナニーしてた。そんな事が辛くて、そして享に申し訳なくて飛び出したのだ。
亮介にめちゃくちゃにされた時に、迎えに来てくれたのも享だった。
享「帰って来てくれ!」
享の一言から今の生活が再開した。恋人の卓が居るのもある。そしてセックスよりも見られる事に興奮するナルシストだと気付き、俺の裸を堪能してくれる、しっかり見てくれる康平さんや、そこに出入りする少年が居る。
全く無いとは言い切れないが、享との間にセックスは無くても、思い合う気持ちで過ごせる。
身内的な愛と言いたい。家族を愛してる様に、享とは苦労を共にして来てるだけに、卓とは違う愛がそこにある。
卓とは恋愛だが、享とは兄弟愛と言った感じ。
気持ちを抑えて享と生活を以前はしてたが、今は卓が居るし、卓との事は享も知ってる。
更に、康平さんの事も知ってる。以前の様に気持ちを抑えての生活では無い。
享との生活の場が俺の家。俺の家から出かけ、卓と恋愛をして俺の家に帰る。
俺の家から出かけて、俺の趣味、欲望を満たす為に康平さんの所に行き、再び家に帰る。
享と俺は一心同体的な、言葉には出来ないくらいの深いつながりがある。


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