全てが終わって、俺はとんでもない事をした気持ちになった。
俊樹「ごめんね。でも嬉しかった。岳人とこうして出来た事が本当に嬉しい。」
卓に申し訳ない気持ちと、俊樹さんに対して愛情の様な気持ちもある。
俺「帰ります。」
シャワーを借りて複雑な思いのまま、俊樹さんの部屋を出た。
ゲイって何だろう？俺の身体って何だ？。
見られてる、触られてるのが一番好きなのに。卓以外の相手には、見せる、触らせるだけを許してたつもりなのに。
今すぐにでも卓を抱きたい。卓を抱きしめたい気持ちと、俊樹さんにまた会いたいと言う気持ちもある。
あの時限り。俊樹さんはそう言ってた。抑え切れなかった思いを俊樹さんは叶えた。
１回っ切りを許した。簡単に許した。
１度っきり、俊樹さんも俺もどうかしてた。
そう思おう。
数日して卓が帰って来た。嬉しかった。
卓の所に泊まり、卓が求めるままに抱いた。康平さんとの撮影の話もし、撮ってもらいたいと言う事を伝えられた。
なかなか言い出せ無かったが、俊樹さんとの事を正直に話した。