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恥ずかしい 最終


記事No.662  -  投稿者 : 岳人  -  2015/04/02(木)19:18  -  [編集]
読んで頂きありがとうございました。
家での教育がそうさせたのか?どちらかと言えば恥ずかしがりやで、引っ込み思案な俺でした。
しかし、常に何かしらの鬱憤を抱えたままでした。
家の中でも裸になるのは、脱衣場か自分の部屋のみ。親の前で上半身すら脱ぐ事は無かった。
身長が高いが痩せっぽっち。そのくせ顔だけはふっくらで、コンプレックスの固まりでもあった。
小学生の時に頬っぺたで色々言われ、いじめでは無かったが、すごく言われるのが嫌でした。
更に着替えの時にチンコを見られ、デカチンと言われる様になり、またそれが嫌で絶対見せないと殻にこもり、水泳の着替えもタオルぐるぐるだったり、とりあえず先に履いて行き、トイレで着替えたりでした。
そんな俺ですが、性への目覚めだけは早く、上手い具合と言うのか、彼女の方からコクられ付き合い、中学生の時には初体験をしてる。そのまま彼女とって思ってたが破局。その直後に同級生から最初は人物画のモデルになれと頼まれ、実はそいつはゲイで、こんな俺だが興味があったらしい。
まだ俺はゲイって事を一切知らない。家に遊びに行った時にどうしてもと頼まれ、そいつにチンコを見せた。
顔から火が出るくらい恥ずかしかった。
しかし、其から自分の中で何かしらの思いが出て来た。
そいつの事が好きとか嫌いとかでは無く、そいつにチンコを見せた、見られたと言う事に興奮を感じて、部屋で全裸になりそいつに見られてる事を思い出しながらオナニーしてた。
高校生となり、最初は余裕も無く部活に専念してたが、内気と言うのか堂々と出来ない自分に苛立ちも感じた。
別に気にする事も無いのに、何処かで意識してしまい、みんなの様に堂々とした着替えなんか出来なかった。
そこで、銭湯でチンコ隠さず入りたいと訓練を始めた。
知り合いに会わないだろうと思える場所を選び、俺は通い始めようやく隠さずに入れる様になったが、今度はチンコを出してる自分に興奮を感じた。
すると、もう着替えが始まると勃起し始め、結局はまた隠す様になる。そんな時に康平さんに声を掛けられた。
当然、最初は恥ずかしいばかりだったが、次第に開放的な気持ちにもなり、ここでは勃起したチンコを出してても良い、それがやたら興奮する様になる。しかも、康平さんが誉めまくるから、何もかもが居心地の良い場所に感じた。
そこで、翔大と最初の出会いがあった。
まだまだ、俺の頭の中にはゲイって事は無かった。ただ、内気な俺が康平さんの所では大胆になれる、その大胆になれる事に喜びを感じて通った。
他者にチンコを触られて気持ち良いと言う感覚を覚えたのも、康平さんの所での事だが、セックスは女とやるものと言う俺の思い込みが強い。
康平さんはいつかは俺を食う事を考えてた。
しかし、初フェラを経験したのは翔大だった。
そして、女が好きならもう来ない方が良い、お前、食われるぞと翔大に言われ、俺は逃げる様に康平さんの所へ行かなくなった。
大学生となった時、先輩から寝込みをフェラされた。
其からだ。ゲイ否定しながら、先輩には申し訳ないが、性処理相手の様な付き合いが始まった。
女より同性だけあって気持ち良いフェラをし、騎乗位で先輩が勝手にやってくれ、俺のチンコを満足させてくれてたから、ある意味、気を使わない面倒の無いセックスだった。
先輩が卒業するまでは薄情なくらいの関係だったが、いざ先輩が居なくなると様々な思いが涌き出て来た。
故郷で就職をした先輩を何度か訪ねて行ったが、それも長続きはしなかった。
そんな時にふと思い出したのが翔大だった。
たった1回会っただけの翔大だが、翔大の裸は印象に残ってるし、初めてフェラをされた相手。
何年も経過してる。しかし思いきって翔大にメールした。
もうアドレスも変えてしまってるだろうと思いながら。
翔大はアドレス変えて無かった。俺の事を覚えてくれてた。
でも、翔大は売り専でバイトをしてた。大学の授業料の為だ。
翔大から友達としてならと言う事で再会した。
徐々に付き合う様になった。
ようやく大学を卒業と言うときに、翔大の父親の実家のある県に就職。
それでも、通ったりして付き合ってたが、自然消滅的に関係は終わった。
就職して半年、ようやく落ち着いて来た所でのこと。
つらかった。ゲイを認識して、翔大は初恋の相手でもある。
何気に翔大が居た売り専を思い出し、思いきって行って指名したのが享だった。
享にとってもまさか、20代前半、同年代の客が来るとは思っても無かった様だ。
なんとなく意気投合したのもある。享はウケもとりあえずはしてた様だが、俺にバックをやってみないかとすすめて来た。
翔大と付き合ってた時に、ウケだった翔大に嫉妬から掘ってと頼んだ時もあった。しかし翔大は絶対に許さなかった。
緊張しながら初めてバックを経験した。享は慣れて来るとは言ってたが気持ち良いとは思わなかった。再び享に会いたくて指名し2度目のバックを試した。
出来ない訳では無いがやはり快感では無かった。
なんとなく意気投合してたから飯食いに行く事になり、色々な話をしてる内に、エッチ無しで売りでは無く会う様になった。
色々な胸の内を聞き、恋愛要素を俺は含んでの事だが、マンションを借りて一緒に住む様になった。享は、親に縁の無いヤツで、一人ぼっちだった。
専門の学費の為に、ノンケだが売り専に入ってた。
享に同情もあったが、やはり享に惚れてる自分も居る。享と気持ちの上で深まりを持てば持つほどつらさも出てきた。
専門を卒業し仕事に就いたが美容師なんて給料は知れてる。
家賃や生活費はほとんど俺が出してた。
享は裏切らないヤツだが、享に惚れてる俺は、いつも切ない気持ちで居た。
一年が過ぎ、少し享も落ち着いて来た時、家賃は負担するけど、少し実家に帰ると言い俺は享のもとを離れた。
男を好きになった事をうらんだ。翔大と自然消滅した後、寂しさから再び女性へも気持ちを持って行き、一応は彼女らしき相手は居た。享と性格をしてた時も、継続して付き合ってた。そうしないとさらにさらに享に兄弟と言う思いより恋愛的にな思いが強まる。そんな彼女が居たのにも関わらず、やはり気持ちは強まりつらかった。もう男なんて愛さない。何度もそう思うのだが、男に目覚めた気持ちは抑え切れない。
売り専のサイトを見ても享以上に思えるボーイは居ない。
何気に出会い系サイトを覗いたりもしてた。そこで亮介の書き込みを見た。プロフィールが享に似てた。
まさか亮介がとんでも無いヤツってまだ知るよしも無い。
バイでタチよりのリバ、亮介も同じように言ってた。
バックを馴らす事を許し、玩具を使う事を許したのが始まりと言える。更に亮介が連れ歩くのに、ダサい格好を嫌い、其までは痩せた体型をごまかす服から、全てスリムな服装になり、髪型も常にアップさせてたのを下げる様になった。向〇理っぽいと言われてたが、亮介の女友達のキャバ嬢から、絶対顔痩せしたら福士蒼〇に似るって言われ、亮介はそのキャバ嬢から小顔にする骨格矯正の接骨院を教えてもらい、半ば強制的に連れて行かれた。
人それぞれと言うが、自分でも驚く位に丸顔がシャープになった。更に数回、リンパマッサージなどを繰り返すと、角度的に見て福士蒼〇と言われてたが、福士蒼〇っぽいと言われる様になった。
痩せっぽちと書いたが、大学の頃から部活もしてたが、泳ぎに行く様にもなり、其なりに見れる身体にもなっては居た。
どんどんと亮介が気に入る相手に変えられ、最終的には亮介の道具となった。
色んな事をさせられ、男女問わずチンコ等を見せるだけで無く、発展場ではプレーまで見せ、女性の前で射精まで見せた。
1日中、ケツに玩具を射れられたり、やりたくなれば1日数回、俺の中に亮介は射し込んだ。
更に亮介の元カレであった卓までも巻き込んだ。
そのお陰で卓との出会いがあったのだが。
しかし、最悪な相手ではあったが、俺の中に存在してた露出、見られたい願望を上手く操ってくれたのもある。
願望はあっても、やはり自らはなかなか出来ない。亮介は願望を持ちながらも恥ずかしがる俺を脱がせて行った。今まで、康平さんの所でしか出来なかった事を、亮介は亮介の手でやってくれた。
結局は捕まりしばらく牢屋に居たのだが、やっと出て来ても数ヶ月でまた入る事になった。
亮介との関係は年数は長いが、待ってた時期の方が長く、通算しても1年少々だ。しかし改造され、調教された俺の身体は常に亮介を待ってた。他の相手と待ちきれずやったが、発展場で犯された強面の人以外には身体は反応しなかった。
卓とは亮介の被害者同士と言う感じで付き合いが始まったが、徐々に愛し合う様になり、大切な相手となった。支え合える相手と言うのか?お互いに何もかもを知っての付き合いだけに、許し合える関係になった。
卓の出演作、観てる人は観てる。Vシネマではケツ出しもしてる。元々は舞台がメイン。小さな劇団が卓の始まり。エキストラでドラマに出たりしてたが、あるCMがきっかけとなり、まだまだちょい役の方が多いが、セリフがついた役も増えている。
CMやタイトルを言えばあの人かなと思われるだろうが、それは言いたいけど言わないでおきます。
再び、康平さんの所で露出する様になり、更には俊樹さんとの事が勃発。本当にまさかの展開だが、発展場と言うところは、自分が知らないだけで、意外に身近に居る人と出会う事を知った。
俺は一般人だが、恐らくと言う感じだがテレビで観た事がある人や、これは間違い無いが、翔大に会いに行ってた頃に、翔大が今住んでる地域のローカル番組を良く観てたが、その番組のレポーターを発展場で見た。地元では無くわざわざここまで来て楽しんでたのだろうが、目が会い口説かれた声も本人その者だ。
こうして今、享と一緒に暮らし、卓と恋愛でタチをし、俊樹さんの弟としてウケをする生き方となった。そして、康平さんの前で露出もだ。
いつまでこの関係が続くかはわからないが、享とだけは別々に住む様になっても続いて行くのは間違いは無い。
ずっとありがとうございました。

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