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血が騒ぐ21


記事No.738  -  投稿者 : 田舎者  -  2016/05/02(月)08:16  -  [編集]
Bさんとの事があったあと、蒼介とまた店に行った。
既に蒼介には事実を話してはいた。フェラ程度でしょ!であっさりだ。
あんな姿で、ゲイばかりが集まって何も無い訳が無いと言う。
マスター[ごめんね]
それから始まった。
店子も客のAさんも、Bさんに対してのサプライズであの場を作り、願わくばBさんのちょっとでも思いを叶えようとしたと言った。俺たちも色々店で話してるから、俺の裸をBさんに見せたり、触らせたりは出来るだろうと言う魂胆だった。
知らなかったのは俺たちだけ。
店子がしゃぶりついたのも、元々気があるのもだが、Bさんへ繋げる為でもあった感じだ。
蒼介[昌君の精液料高いよ!]
マスター[ごめんねー!これはサービス!]
マスターからのおごり。
店子の触りのちょっかいは常にある。他のお客さんが居ても触りだけは必ずだ。
2丁目の様な所があるなら、露出度を高めた姿で行けるが、地元ではピチピチもっこり、シャツのボタンはずしてが精一杯。
夜の発展場の公園くらいだ。
どんどん血が騒ぐ。都内の様に下着だけで飲める店とかは無い。
あの日以来、様々な思いが強まる。
都内、関西への出張はちょこちょこあるが、交通が発達し泊まりはほぼ無い。都内や関西の以外の滅多に無い出張が入った。Bさんが転勤したと言う所だ。
同じ県と言うだけで何処に居るのかも知らない。
マスターに出張の話をすると、連絡して上げてと番号を伝えられた。あれからもメール等でBさんとはやり取りしてる様だ。
飲みにも行けて無いとマスターは言った。
タイミングが合えばと言う事で。難しい年齢になって来た。40代手前になると積極的で無ければなかなか出会いも無い。
蒼介[抜いて帰るくらいなら良いよ!]
俺[えっ?]
蒼介[浮気じゃないでしょ!]
俺[そうだけど]
一応Bさんに連絡してみると、夜なら大丈夫だと言う。
マスターに店をリサーチしてもらった。
当日、Bさんと宿泊先のホテルのロビーで待ち合わせた。
食事をしながら何気無い会話をし、マスターにリサーチしてもらったバーに行った。
地元より更に田舎の県だが、県庁所在地は賑やかだ。
バーもそれなりに華やか。
しかしなかなかBさんは打ち解け無いで居る。
平日の夜だけに店は暇らしく、マスターは俺とBさんに付きっきりだった。


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