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●小説の様な実話(追加2)

記事No.239  -  投稿者 : 憲太郎
2015/06/09(火)10:33  -  [編集]

アダルトチルドレンが理解してもらえて嬉しい。
家庭環境によって発達が止まってしまう。心に大きな苦しみを陵介は抱えている。
2つの人格を持って居ると言う方が良いのか?。
大人になろうとして大人を演じてる陵介と、幼い頃のままの人格の陵介。
外では一生懸命に大人を演じてる。仕事が長続きしないのは、大人に成りきれて無い陵介が一生懸命に大人になるから、疲れてしまい高熱を出してしまう。
緩やかに家庭の中で成長して行けば良かったのだが、成長出来ないままに、陵介は一気に外の世界へ飛び出した。
成長出来ないままに、常に背伸びをして生きて来た。
ゲイビの世界でも、可愛い、かっこいいとちやほやされ、自分を維持するのに大変だった。
また、売り専でも同じだろう。
カッコつけて、イケメンを気取って陵介は生きて来た。
何故だか、俺には最初だけ。陵介は心を許し最初の印象とは異なる姿になった。
どんどん崩れて行く。イケメン陵介はどこへやらと言った感じだ。買い物に行くにしても、最初の頃は大変だった。カッコつけて出掛けてた陵介だが、俺と一緒に出掛ける時はラフないつもの陵介。
気取らない陵介なのだ。
あれだけ服に拘ってた陵介が、服に執着をしなくなった。
興味が無くなったと陵介は言うが、何かに執着しなくて済む様になった。打ち込む事が出来たのもあるが、愛情の中に身を置いてるからだ。
陵介を迎えに行く前に、陵介の出たDVDを俺は観まくった。
やはり別人だ。一生懸命に大人をしてる。インタビュー形式の場面では、俺との会話とは全く違う。誰もがオンとオフがあるが、こんなにまでは違わない。
一生懸命にカッコつけてる。
確かに言える事…この陵介ならsexしたいと思う。
初めて会った時、初めて接客をしてくれ、サービス良く同伴シャワーまでしてくれ、陵介のチンコを俺は握った。勃起したチンコを見たのはそれが最初で最後、チンコに触れたのもだ。マッサージをしてもらい、陵介にチンコを握ってもらい俺は発射した。陵介との性的行為は全てこれが最初で最後だ。
ゲイビの様に陵介を味わっても無い。
あの最初のままの陵介、ゲイビの中の陵介であれば、今の関係にはなって無い。良いボーイとして恋愛的な気持ちで居ただろう。
恋愛的な気持ちだから、歳の差もありこんなに長くは続いても無いだろう。ボーイを辞めた段階で陵介との関係は終わってただろうし、その前にマッサージでは無く特別に時間を作ってもらい、陵介とsexをする様に持って行く事をしてたと思う。
親子の様な付き合いが始まったが、当然の如く俺は陵介といつかは関係を持ちたいとも思ってた。
それだけ陵介を支える事をしても来てた。ベッドに染みをつけ、パンツにもべったり精液を見た時、当時は陵介も朝早く深夜まで働いてた時で、頑張ってる陵介に手は出せれなかった時。
しかし、パンツに夢精するくらいなら俺が抜いてやると思った。
しかし常に複雑な心境。既に親的な事をやってたのだ。
どんなに疲れて帰って来ても、俺が居ると安心する様な感じだ。
「ただいまー!」と元気良く帰って来る。
俺はそんな陵介に親の気持ちと、兄貴の気持ちと、恋人の気持ちとで居た。
そんな陵介とゲイビの中の陵介は違いに違い過ぎる。
全てが違うのだ。唯一同じなのは陵介の見慣れた身体だけ。
同じ人物だが、ここまで違うのか?。
いつまでも起きて来ない、手をかけさせるばかりの陵介とは大違い。
俺の前に居る陵介は、ある意味最悪な陵介だが、そんな陵介がいとおしく、性的行為では無くただ抱きしめてやりたい陵介。
小さな子供を抱きしめるかの様な気持ち。
俺の気持ちが揺れ動くのは、肉体は大人な陵介だ。
ゲイビの中で魅せてる肉体、そしてそこまで見せるかと言うくらい、ケツの穴から射精まで見せる。顔射までもされてる。
ゲイの俺で無ければ、こんな気持ちにはならないのだろう。
しかし、ゲイの俺だから出会いがあったのも確かに言える。
肉体だけを見れば立派な大人だ。そこに普段は可愛い皮を被ったチンコがある。
俺の目の前を素っ裸でうろうろ。惜しげもなく見せて来る。
去年の夏、山奥へドライブした時、せせらぎを見つけた。
最初は足を浸けて遊んでたが、陵介は全てを脱いで水と戯れた。
俺にも脱げと言った。しかし俺は脱げなかった。水と戯れる陵介がすごく美しかった。
興奮した訳では無いが、美しく見えた陵介に俺の勃起は続いて居た。脱ぐに脱げなかった。
勃起さえして無ければ、丸裸で自然と戯れる陵介と俺も一緒に戯れたかった。
勃起も下心あるものでは無く、ただ美しかったからの事だ。
己の感受性の高さを恨んだ。
スリムな筋肉質な陵介。しかし腰回りはやたら小さい。メンズのSサイズでも大きい。
不思議な魅力と言うのか、細くは見えないバランスが良い。
他よりがっしりとは言えないが、陵介の体型からはガッシリと見える肩に腕。
そのわりにウエストが細く、腰が小さく足が長い。
かといって、しっかり腹筋の割れ目がある。
しかし女顔でもあり、パッと見は女性的にも見える。
不思議な陵介なのだ。
陵介の体型と言うより、俺の初恋の男性がやはりスリムな人だった。可愛い顔をした人だった。
身体だけはずっと同じタイプに惚れてる。前の相手もそうだ。
スリムな身体を俺は好んでる。
だから、陵介の身体は俺の好みだ。綺麗だと俺は思う。
陵介にお前は綺麗だと言う言葉の方が似合うと言った事がある。
陵介はカッコ良いとか言われるより嬉しいと言った。
何故?俺自身も陵介に心を許してるからだろう。
はっきり言って、前の相手の方が清潔でもある。細かいくらいに清潔だった。
しかし陵介は極端だ。どちらかと言えばずぼらな方だ。
しかし陵介の物なら平気な俺が居る。前の相手は屁すらしなかった。大便も俺が居る時にしてるのを見た時は無い。
陵介は俺の前でも平気だ。した後の臭いも苦にならない。
そうだ、俺自身の羞じらいを捨てなければそう思った。
朝ダチのチンコだって普通なんだ。ゲイだからっておかしく思われる事を遠慮する必要は無い。
俺もありのままの姿で居れば良い。下心あって勃起するのでは無い。陵介とやりたいから勃起するのでは無い。美しいと思えるものを見たから勃起するだけ。
朝の生理現象で勃起してるだけ。陵介の前で勃起したからってよそよそしくする必要は無い。
構えてしまってるのは俺の方だ。何の問題も無い。
ゲイだからって意識をしてる方がおかしいと思った。
俺は俺、陵介の父親である。
ゲイだからとか関係は無い。
色気を感じたって良いじゃないか。それだけいとおしい息子なんだ。そう思う今日。
さてさて、いよいよ迎えに行く時が来る。
陵介に俺は伝えた。やってしまった事は消せない。過去は戻せない。封印したり忘れようとしてはいけない。忘れようとしても必ず追っかけて来る。
無かった事にしたいだろう。その気持ちは良くわかる。
しかし、やってしまった事から逃げるのでは無く、それを踏まえて土台にし、二度と繰り返さない人生にして行こうと。
俺と出会ってから、身体を売ることも、露な姿を見せる事もしては居ない。
しかしゲイビ会社は総集編を販売しようとしてる。
最後に出演してから2年が過ぎる。もう過去の人にしてやってくれれば良いのに、再び発売されるのだ。
欲しいと言う気持ちは無い訳では無い。しかし、そのゲイビ会社に出演した時は18才にはなってたが、実は高校在学中であった。
画面の中で高校中退と嘘をつく陵介。
俺は陵介の出演したDVDを観ながら思った。
嘘をついた陵介が悪い。陵介の罪だ。
しかし、18才の少年の陵介を露にするスタッフ。
購入者を喜ばせる為の事ではあるが、ケツの穴に玩具を入れたり、電動マッサージ機で刺激を与え、フェラやキスまでして行く。
陵介に下心があった時は羨ましくも思った。どれだけ陵介を思い、陵介に援助して来てるのか、一番陵介の事を思ってるのに、俺は陵介の何も知らない。味わって無いと、意図も簡単に陵介を奪って行くスタッフが羨ましく思った。
悔しい気持ちは同じだが、悔しさの意味が違う。
俺の息子なんだぞ!息子をむちゃくちゃにしやがって!と言う気持ちだ。
陵介が悪い。金に目が眩んだ陵介が悪い。
しかし、稼ごうとするゲイビ会社は許せない。18才だから良いと言う問題では無い。これから人生を背負って立とうとする者を、金で誘惑をし露な姿にさせる。
俺が出た頃はネットも無かった。情報はゲイ雑誌だけだ。ゲイだから購入し見る事が出来た時代。
それが今は違う。今は検索すれば誰もが見れる。ゲイだからに限らない。
それだけに、慎重に動いて欲しい。誰彼ともなく売れそうなのをスカウトして欲しく無い。
陵介だからでは無い。
ちゃんと募集をして、面接をしてモデルを選んで欲しい。
陵介をちゃんと迎え、俺はありのままの親父で居よう。


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