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●海王神社豊漁祭 6
記事No.289 - 投稿者 : すばる
2021/11/01(月)23:07 - [
編集]
海王神社豊漁祭 6
豊漁祭後日(あとび)
最終日である後日の夜に、神楽を舞った2人が豊漁太鼓を奉納し祭は終わる。
朝から2人は太鼓の打ち方や、リズムを叩き込むため宮司の特訓を受けていた。
毎年聞いている太鼓の音。
街の人間なら、女も男も関係なく太鼓を打てる。
ただ、叩く人間よって響きが違うため、毎年良かった悪かったと感想が神社に寄せられていて、今回は腕っぷしの強い鉄太郎。
宮司も期待している。
その鉄太郎と啓介をチラチラ見ていた宮司が、不思議そうに啓介の顔を覗きこむ。
「啓介?顔どうした?」
「え?いや、ははは…」
「何か縦線とか…」
「クックックッ…」
啓介は宮司の目を盗んで鉄太郎に蹴りをいれる。
「イタ!」
「鉄?どうした?」
「ははは…何も!」
「そうか…啓介、顔?」
「大丈夫です!何とかします!早急に。」
「わかった。」
笑いを堪える鉄太郎を啓介
がシバく!
「イタ!」
「なんだ?」
「何でもないです!」
「ないでーす!」
「そうか。鉄、御神体の鏡の前にあるのが、今年の奉納褌な。奥にある部屋で締めなさい。祭りが終わったら、入れ物ごと持って帰っていいからね!御札は家の神棚に。いいかな?」
「はい、ありがとうございます。」
「ありがとうございます。啓介って何枚持ってんだ?」
「えっと7年前からだから、7枚かな!でも毎年色が違うからね!」
「そうなんだ。」
「では、2人とも御詣りしてから褌を締めるように!じゃ、こっちが鉄太郎で、啓介がこっちね!」
「ありがとうございます。」
「ありがとうございます。」
黒い漆塗りの蓋に、金色で神社の家紋が描かれた綺麗な艶々した箱を2人は受け取り、御神体に2礼2拍手1礼をして奥の部屋に向かった。
「あ?今年は褌の色が青色だ!」
「前は?」
「去年は、赤紫だったよ!」
「ふーん…毎年違うって言ってたけど、今年は青か!」
「青と言うより、藍色だな!」
2人は恥ずかしがる事なく全裸になると、手際よく褌を締め、社務所に向かった。
「鉄も啓介も、褌が似合ってるよ!啓介は、8回目だから鉄をサポートしてあげなさい!」
宮司が襖の奥にいくと、権禰宜が御神酒を運んで来た。
「では、御神酒を!」
「はい!鉄、御神酒!」
「あっ、御神酒ね!」
2人が御神酒を飲み終える頃、太陽が水平線に沈み、
完全に日が落ちると、いよいよ大太鼓を叩く時間がきた。
櫓の上に上がり、皆が居る方に2人並んで立ち一礼。
下では、携帯電話のカメラやデジカメで2人を写しまくる音が響く。
女たちの目は、鉄太郎のボディビルダーのような体とプロレスラーのような体の啓介の身体と、大きく盛り上がる褌のモッコリに集中。
櫓の上に置かれた大太鼓は凄くデカくて、鉄太郎が見上げる程だ。
その大太鼓を挟んで2人が立つと、禰宜と若い数人の権禰宜たちが小太鼓を叩き始める。
トントン、カカカン、トントン、カカン、トントン、カカン…
「ヨウイヤサ!ホーライコ!イーサイヨヤサ!ヨウイヤサ!」
そして、鉄太郎と啓介がバチを振りかぶった。
鉄太郎・啓介「そうれっ!」
ドドン!
鉄太郎と啓介のパワー炸裂のバチさばきに、皆見とれ感動してしまう。
2人が打ち終わる頃には、太鼓を打つ振動が身体に伝わったせいなのか、鉄太郎と啓介の褌の中で2人の肉棒はガチガチに反り返ってテントを張り、鈴口あたりにはいつも以上の我慢汁が溢れ出したせいで染みができていた。
大太鼓を終えて力尽きた2人は、権禰宜たちに運ばれ、拝殿奥にある離れに運ばれていく。
「すみません。ありがとうございます。」
「ありがとうございます。鉄、お疲れさん!」
「お疲れ様!はぁ、疲れた!腕パンパンだ!」
「マジ、腕パンパン!」
「ん?ここは?」
「鉄は来た事ないか!ここは、離れ!1番端っこにあるんだ!」
「へぇ。」
2人が話していると、宮司が2人の元にやって来て、「お疲れ様!」とビールを1箱置いて「疲れただろうから、今日はゆっくりしていきなさい!泊まっていっていいからね!そこにあるのも食べていいから!」と言い出ていった。
「ありがとうございます!」
「ありがとうございまーす!」
「啓介、泊まったことある?」
「ないよ!」
「今日は?泊まる?」
「いつもなら帰らないといけないけど、明日は有給とってるから、泊まってく!」
「そっか!じゃあ、呑むか!」
「おうっ!では、お疲れ!」
「お疲れさん!」と、乾杯してビールを1本ずつ飲み干すと、重箱を開けて食べながらビールを次々に飲み干し、緊張の糸が切れたように鉄太郎と啓介はあっという間に眠ってしまう。
鉄太郎がハッと目覚めると神社は静まり帰っていて、障子を開けて外を見ると灯りが消えて人の気配はなかった。
ただ、離れた所にある灯籠の灯りが見えるだけ。
下を見ると、廊下に「皆さん帰られたので、ゆっくりお眠りください。おやすみなさい!」と書かれた紙と、オニギリ4つとお茶のペットボトルが2本置いてあった。
2人の褌は部屋の隅に放り投げられ、自身も真っ裸で、啓介も真っ裸で寝ていて、ズキズキする股間の疼きに視線を落とすと、肉棒はガチガチに反り返り、ビクンビクンと脈を打ちながら鈴口から我慢汁を垂れ流している。
「改めて啓介の筋肉スゲェな…さすがプロレス同好会…」
鉄太郎は遠くに見える小さな黄色い灯りを見つめる。すると、啓介が「ふぁーっ…どうした?」と大きなアクビをしながら起きてきた。
「おっ。起きた?」
「うん…喉かわいた。」
「はい、お茶!なぁ啓介、あの灯りってキンタローだよな?」
「サンキュー!ん?キンタロー…?」
「キンタローだよ!キンタロー!」
「鉄?キンタローって?」
「何いってんだよ、キャンプ場にあるキンタローだよ!」
啓介は暫く考え、ハッと気付き、鉄太郎の真面目な顔で言い間違えしてるのに対して、「はぁ?」と愕然としてしまう。
「鉄…」
「ん?」
「キンタローじゃなくて、バンガローね…」
「…え?」
「…なに真面目な顔で言い間違えてんだよ!」
啓介は、鉄の背後に回って腰に手を回すと、オリャッ!と布団にむけて投げ飛ばす。
そして啓介は、いきなり人差し指を鉄太郎のアナルに突き刺した。
「あっ!イッテェーッ!何すんだよ!」
「やかましぃ!」
啓介は激しくズボズボと激しく指を出し入れしまくっていく。
鉄太郎が身体全体を真っ赤にして悶え始める。
「どうだ、鉄!これが前立腺マッサージってやつ!」
「あっ!あっ!あっあっあっあっ!」
「ここが前立腺だ!」
啓介の指が前立腺を刺激。
「アグッアグッアグッああっああっああっああっ!な…な…あああっ!」
「お返しだ!よくも落書きして、尻掘りやがったな!さぁ!指だけでイカしてやる!」
啓介の指が2本3本と増えながら、前立腺を刺激し続けていく。
「はぁはぁはぁはぁはぁ…なんか…なんか…出そう…なんか出そう…ああっああっああっ…イクッイクッイクッイクッ!あああっ!」
鉄太郎の亀頭が、今までになく張り裂けそうな勢いで膨らみ、鈴口がパックリと口を開けたのと同時に精液をダラダラ垂れ流しながら激しくビュッビュッと何度も何度も噴射した。
「スゲェ。鉄…スゲェ出たな!」
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…ヤベェ…気持ち良かった…スゲェ…スゲェな…デンネツセン…はぁ…はぁ…」
「デ?デンネツセン?…はぁ。もういい、寝る!」
「啓介!もう一回!もう一回やってくれよ!」
「やかましぃ!キレイに拭いとけよ!おやすみ!」
「なんだよ…もう。」
鉄太郎は、跳び散った精液をキレイに拭き掃除して、再び布団に横になった。
「なぁ、啓介。」
「寝ろ!」
「ねぇねぇ…もう一回!」
「鉄…」
「ん?グェッ!」
啓介の絞め技で鉄太郎は静かになった。
「おやすみ!」
「………。」
次に目が覚めたのは、朝陽が昇ってからだった。
豊漁祭がおわり、街にはいつもの日常が戻り、来年の豊漁祭に向けて男たちは体作りを始めていく。
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