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シャワー室と夏期合宿


記事No.111  -  投稿者 : peace  -  2009/08/15(土)15:33  -  [編集]
「あっ淳也...俺、出るっ!」
「俺もッ、あああああイクッ!やべぇイク!」
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俺は北山尚輝。
どこにでもいる性春男子の高校2年生。
歴史と数学が好き。
幼いころから始めた水泳が得意で、まぁちょっと変わったところがあるとしたら同クラスの男子の淳也が好きってことくらい。

今日は部活の夏期合宿で隣県に。
部屋割りで淳也と一緒になって楽しみにしてたんだけど、今夜になって淳也が他の部屋に行くと言い出した。
「なんで部屋変わんの?俺と寝たくないってことー?」
「そーゆーこと」
「淳也とのヴァージン楽しみにしてたのにー」
俺は冗談まじりに笑いながら言った。
「なんで俺が尚輝のヴァージン奪わねぇといけないわけw」
「冗談じゃん」
「意味わかんねーし。じゃーそゆことで!」
「あっ...ちょっと待っ」
ガチャン。
淳也はスポーツバッグ片手に部屋から出て行った。
《なんだよ...せっかく純也と一緒だから楽しみにしてたのに》
淳也のいない部屋を見回すと、今日まで楽しみにしていた俺が馬鹿らしくなってきた。
《あ。淳也の奴トランプもって行くの忘れてるじゃん...》
ベッドの上には淳也が持ってきたトランプが散らばっていた。
《はぁ、俺ってやっぱ一緒にいて楽しくない人なのかな。その点淳也は面白いし明るいし...人気者だし。水泳しかできない俺と違ってスポーツ万能だし勉強もそこそこだし》
一人静まり返った部屋で俺はなぜか泣いていた。
《淳也は俺の気持ち知ってんのかな...あいつが気づくわけないか。言葉に出して好きなんて言うのも怖いし。誰にも言わずにずっと隠してる俺なんかにそんな勇気ないよ...》
俺はそんなどうでもいいことを永遠に考えていた。

ふと時計を見るとPM8:00を指している。
《え、もう1時間以上たってる...何してんだ...俺》
そう、淳也と俺を比べたところで何も変わらないし仕方ないのだ。
《馬鹿だなぁ俺...こんなこと考えてても意味ないし。シャワー浴びてさっさと寝よ》
俺は我にかえり、もやもやした心を誤魔化すために俺はシャワーを浴びることにした。
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ザァーーッ。
「シャンプーシャンプーっと、何このシャンプー泡立たねーじゃん」
俺はなぜか苛立っていた。
淳也のことが頭から離れず、ぼーっとしていたのか俺はシャンプーとリンスを間違えて洗っていた。
「あーもう意味わっかんね」
《あ...淳也もいたら一緒にシャワー浴びれたのかな...》
苛立っていたのもつかの間、いつのまにか俺は淳也の裸体を想像し自らのチ○コを勃起させていた。男とはわかりやすい生き物だ。
《淳也..じゅんやぁ...はぁっ》
俺の手はすでにチ○コに伸び上下に動いてる。いや、動かしている。
《淳也どんなHするんだろ...もう誰かとやったのかな...女とやったのかな。あのチ○コでガンガン掘ってんのかな》
俺の知る限りの淳也の肉体。表情。声。すべてを想像して自らのチ○コをしごき続けていた...

ガラガラガラーッ!
突然だった。シャワー室のドアが開いたのだ。
「えっ?淳也なんでここにいんの!」
そこには純也がいた。
何が起こったかわからず俺はチ○コを握りしめたまま、いきなり開いたシャワー室のドアから覗いている淳也にそう言った。
「いや、みんなでトランプしようってなってさ、トランプ忘れたから取りに来たんだけど...」
淳也は俺がチ○コを握りしめている姿をじっと見ながらそう言った。
《うわ...見られたんだ俺。オナってるところ...》
「・・・・・」
俺は驚きのあまり何も言えなかった。
何を話せばいいのか、なんて言えばいいのか、言葉が出てこない。
数秒後、純也は急にニカッと笑った。
「尚輝〜、お前俺のこと好き?」
「え?」
俺は体中が熱くなった。
「いや〜今聞こえてきたからさ〜。淳也っじゅんやぁって。俺のこと考えてオナってたんじゃねぇの?」
「えっ」
《やばい...淳也にばれたんだ、俺が好きってこと...》
すると淳也はいきなり服を脱ぎだした。
「みずくせぇなぁ〜尚輝。そんなら早く言ってくれたらよかったのに」
淳也は満面の笑みを浮かべながら足早にシャワー室へ入り鍵をロックした。
《え?どうゆうこと?》
俺はこの状況がいまいち理解できなかった。
「尚輝!遠慮すんなよ。俺が気持ちよくしてやっから」
淳也が俺のチ○コを触りながら優しい顔でそう言った。
「淳也...なんで?俺のこと気持ち悪くないの?嫌いにならないの?」
「なんでって?俺がなんでだよw何が気持ち悪いんだ?なんで嫌いになんねぇといけねーんだよ」
「だって俺、淳也が好きなんだよ?男が好きなんだよ?」
「そんなのカンケーねーじゃん...俺も尚輝のこと好きだから」
そのとき俺は何を話してるのかもわからないくらいテンパっていたが、淳也が言った好きという言葉を理解したとき俺の顔は真っ赤になった。
「尚輝真っ赤だぜ?やっぱかわいいな〜尚輝は。俺、尚輝のそーゆーとこ好きだよ」
見たことのないような笑顔で淳也はそう言った。淳也のこんな優しいの顔を見たのは初めてだった。
「尚輝?俺のも触ってくれる?」
「え?うん...」
部屋は二人用なのにシャワーは一人用。狭い一人サイズのシャワー室に二人入るのはちょっときつかった。でもそれが二人の距離を縮めてくれていた。
「くッ、尚輝すっげぇいいそのしごきかた」
「痛くない?俺、人のチ○コとかしごいたことないから」
「すんげぇ気持ちーよ。遠慮しなくていいからさ、もっと俺にくっつけよ尚輝」
俺たちは狭いシャワー室で向かい合い、ボディソープで濡れた裸体を密着させていた。
「あーやべぇ。すげー尚輝、ヌルヌルしてる。すげぇエロくね?」
「うん...淳也の体もすごく熱い」
「もっと擦りつけて。俺に尚輝のチ○コ」
密着した裸体をくねらせながら、俺達ははちきれそうなほどに脈打ったチ○コをぶつからせ何回も何回もキスをする。
「尚輝も意外とでけぇなチ○コ」
「そんなことないよ。恥ずかしいって」
「何が恥ずかし〜だよw俺だってすげぇ恥ずかしいんだからな」
上下に動く淳也の手が俺のチ○コを捉える。
「あっ、淳也...気持ちいい」
「そう?んじゃ俺のも尚輝の手でして?」
俺は淳也のチ○コに指を添え、優しく動かした。
「すげっ、すげーよ尚輝、まじ気持ちいい」
淳也は腰を前後に動かし、互いの手と熱く脈打つソレがシャワー室にヌチャヌチャと音を立てる。
「はぁ...淳也...もうイっちゃいそう」
「俺もっ、くぁッそろそろ...」
俺達は頂点に達した。
「あっ淳也...俺、出るっ!」
「俺もッ、あああああイクッ!やべぇイク!」
     ・
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ものすごい量だった。
淳也のは俺の裸体にべったりと飛び散り、俺のは淳也のチ○コに飛び付いた。
「うわっドロドロすぎだなぁ俺ら。尚輝お前何日溜めてんだよ」
「俺は...昨日もしたよ」
「まじ?それはそれでこの濃さはすげぇと思うんだけどw」
「はは...」
「これ塗りたくったらもう一回はできんぞ?」
「元気だね淳也..(笑)」
二人でイった後、どうでもいいやりとりをしていた俺達は時間を忘れていたことに気づきふと時計を見た。
「え!!!9:00過ぎてるよ淳也!」
「やべぇ!ミーティング!」
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俺達は慌ててシャワーですべて洗い流し、急いでミーティングルームへ向った。

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