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酔いの醒めた頃 =2=


記事No.25  -  投稿者 : 浩二  -  2008/12/20(土)16:50  -  [編集]

どうしてこんなコトになってしまったのだろう
「んぐっ・・・む」
野上のいやらしく苦しそうな声。
俺はその声をもっと聞きたくなってしまった。
だが・・・
「やッめろ・・・!」
口からはその思いとは逆の言葉が搾り出される。
「ふん・・・ッフフ・・・」
野上は俺のちんこを咥えたまま何かを言おうとしているのか、なにやらモゴモゴしている。
たしかに野上はフェラがうまい。最高だ。
こんなフェラチオ、今までされたことがない。女にも・・・男にも・・・

「くッそ・・・」
俺は野上の頭を自分のちんこから引き剥がした。
デュポンッ
少しだけいやらしい音を立てながら、野上の口から勢いよく俺のちんこが吐き出される。
野上は自分の口当たりに付いた俺の先走りと彼の唾液を拭うと、またニヤリと笑う。
「ホントは嫌じゃないんだろ?」
「ッ」
見透かしたような言い方に、俺は少し驚く。
「今だって君の腰は少し動いていた・・・。快感を感じていたはずだ。もっと気持ちよくして欲しいんだろ?」
野上は自分のちんこをギュッと握り、立ち上がる。
そしてそのギンギンに勃起したちんこを俺の同じく勃起してちんこに押し当てた。
熱いぬくもりが伝わってくる。
このちんこに伝わる鼓動は、俺のなのか彼のなのかわからない。
「まずは・・・二人でイこうか」
小さくささやくと、野上は俺のちんこに自分のちんこを擦り合わせてきた。
ズチュ・・・ヌチュ・・・
汁がぶつかり合う。
こすれるちんこに想像以上の快感を感じ、俺の息子はさらに元気をつける。
「ッん・・・んんん」
「ハァハァ・・・ハァ・・・松岡くん」
野上の低い声が耳元で聞こえる。

やめろ。そんな声で俺の名を呼ぶな。

「ハァハァ・・・」

いやらしく息を荒げるな。

「んんっク・・・イ、キそうだ・・・」

そんなに・・・俺を・・・誘惑しないでくれ・・・
「あぁぁああッ!」
俺は思わず声を上げた。
「松岡くん・・・ッイクぞぉ」

その野上の声を合図にしたかのように、俺と野上のちんこから勢いよく白い液体が噴出される。
音を立てて噴き出した精液は混じりあい、二人のスーツにしみをつくる。
だが精液は止まることなく、ドクドクとちんこから溢れる。

ここで俺は気付く。
もう、止められない。この衝動。
俺は――もう逃げられない。
今夜 彼と 一つになるまで



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