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酔いの醒めた頃 =4=


記事No.28  -  投稿者 : 浩二  -  2008/12/29(月)14:13  -  [編集]
「・・・まったく・・・とんだ変態だな、君は」
自分で言わせたくせに野上はそう言うと、彼のちんこを俺の中に押し込んできた。
ズチュ・・・メリリ・・・ブプゥ・・・
熱くて太いものが、俺の穴に栓をしていく。
「・・・んんん・・・」
俺は静かに息を吐く。
「ンぉお・・・イイぞ・・・ぉ」
低く、いやらしく呟くその声は、俺の耳元から聞こえる。
野上が俺の背中にぴったりと密着しているのだ。
「の・・・ッがみさん・・・んンッ!!」
野上のちんこが俺の中でビクリと動いた。
「ん?どうした・・・?気持ちいいか?」
先ほどとは少し違う口調の野上。
「ふァっ・・・ッ、ぁああッん」
ゆっくりと腰を動かし始める。
ヂュプ、ヌプ、グチュ・・・
ちんことアナルの擦れる音・・・液体の糸を引く音・・・耳元での野上の吐息・・・
「ハァハァ・・・松岡くん・・・君後ろは初めてじゃないね・・・」
「ぁあッ、あぁッ、んんぁッく・・・!」
野上の声は、すでに俺の中では癒し音となっており、“声”として“言葉”として聴くことができなかった。
「あまりほぐさなかった分・・・締りはいい・・・フフ」
診察のような物言いで言葉をつむぐ野上。
「どれ・・・こっちもそろそろ構ってあげようか・・・」
野上はそういうと、俺の腰に手を這わせ、そのまま俺のちんこをやわらかく握る。
そのやわらかさが俺を前からも刺激する。
「んぁあッつ・・・のがッ野上・・・さんッッッ」
それでも野上の腰は止まることなく、少しずつその動きは早くなっていく。
腰の動きに比例するかのように、野上の右手は俺のちんこをしごき始め・・・
「あああああぁッ!ハァハァ・・・ぐァァッ・・・んッ」
俺はあっという間に大量の精液をベッドに撒き散らした。
先ほど射精したばかりだというのに・・・自分でも驚きの量だ。
「?・・・もうイッたのかい?そうか・・・」
野上は俺の精液でヌルヌルになった手で俺のちんこを玩ぶ。
「俺はまだだよ・・・?」
野上の手がちんこから離れ、腰に回されたかと思うと、そのとたん野上の腰の動きが今まで以上に激しくなる。
パンッパン・・・ブチュァ・・・グチョグチョ・・・!
「あぁぁあああッッ!ひっ」
「奥に・・・当たってる、みたいだね・・・!」
「ぁぁぁ・・・ぁぁぁ・・・ぁ」
俺は声を出すこともままならず小さく息を漏らす。
目から涙があふれてくる。

痛い・・・だが気持ちがいい
悔しい・・・だがもっとしてほしい
もっと・・・もっと・・・
「もっと・・・」
俺の口からは、唾液とともに言葉が搾り出される。
「ん?どう、した・・・・ッ?」
それでも野上の腰は止まらない。
「もっと・・・激しく・・・ンッ」
「まったく変態だな・・・きみは」
先刻と同じような言葉を発し、野上は俺の体を四つん這いから仰向けへと変える。
「ふふ・・・」
ニヤリと笑うと、そのまま上半身を落としていく。
野上の顔が俺の顔に近づく。
野上の腕が俺の頭に回される。
野上の唇が俺の唇に優しく触れる。
野上の舌が俺の口の中に入ってくる。
野上の舌が俺の舌に触れる。
野上の口に俺の舌が入っていく。
野上の唾液が・・・野上の吐息が・・・今は・・・すべて俺のもの。
俺のもの。
俺の 野上。

ぐちゃぐちゃにしてほしい
そのまま 俺のすべてをこの人に・・・



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