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兄貴と俺とCantataA


記事No.38  -  投稿者 : 城ケ崎  -  2009/01/08(木)15:06  -  [編集]
目が覚めると、目の前に弟が寝ていた。
いつの間にかソファから落ちているし……シャツ開いているし……ネクタイ外してあるし…………
それに……乳首……濡れてる……?

もしかして………?

僕は弟の方を見る。。
いや、まさか、、、ね。

頬を指で突いてみると、
「うぅ………」
と唸ってまたすやすやと寝てしまう。

可愛い。
高校生になった弟を見て、未だにそう思ってしまう。
まだまだ幼さの残る顔立ち、しかしどこかキリリとした大人っぽい目元。
小さい口から覗く白い歯は清潔感に溢れている。

僕は弟の身体を抱き寄せ、おでこにキスをした。
整髪料と汗の匂い。

整髪料なんか、いつの間につけるようになったんだ?

まさか女………か……?

いや、でも最近の高校生はいろいろと洒落てるからな…………普通か……?

前者だったら、、、………………
 
何なんだろう……?
この、靄が掛かったような気持ちは………


後者であってほしい……。
そう思いながら、吸い寄せられるように弟の小さな唇にキスをした。



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作者  城ケ崎  さんのコメント
お見合いしてきました。


……苦痛でした。。。

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