記事No.  「  小説の様な実話(愛情3)  」  -  感想コーナー

No.83  憲太郎   2015/09/10(木)12:35     [  編集・削除  ]
愛情…祖母と話をし、俺が親の気持ちで陵介を見て来た事、愛情を掛け注いで来た事が理解された。母親とならそんな話にはならない。
陵介が見栄を張る事になったのも母親だと。
母親は陵介の容姿を愛してた。そしてその容姿が売り物になると知った陵介。祖母にバイクを買う金を借りた。返せない、返す処か次の欲。受けれなかった愛情を物で得ようとした。弁当屋やら様々なバイトをしたが、陵介の求める欲は増した。そんな時に陵介の容姿が金を生む事を知った。
どんなにバイトをしても知れてる。しかし、自分の身体を見せる事で金になった。更に売り物にすれば、一晩で他のバイトより稼げる。陵介は多い月で30万は稼いでたと前に聞いた。
どんなに稼いでも欲が勝つ。それは…受けれない愛情を愛情を物欲に変えたに過ぎなかったから。
しかし誰も陵介の悲鳴に気付かない。容姿を買いに来る。どんなに愛が欲しいと言っても、陵介のやってた事も周囲も、陵介の容姿が目当てだった。売りが辛くてマッサージに変わったが、プレーを求められないだけで、全てが陵介の容姿だった。
俺が陵介の出会いを最悪と言うのは…自分自身の懺悔も含む。
あの容姿が無ければ出会いも無かった。裸を買わなければ出会いも無かった。そしてマッサージ以外の陵介の全裸のサービスが無ければ、あの1度だけで終わっていた。着いて直ぐに始まらず、少し陵介と会話があった。俺は注文してた洋服を取りに行って直に店に。陵介が好きなブランドの紙袋を持ってだった。着てる服もそうだった。それで話が始まった。
その時にはここまでの関係になるとは。


No.84  憲太郎   2015/09/10(木)12:35     [  編集・削除  ]
俺の周囲から様々に言われ、負けそうにもなった。誰もが口を揃え騙されてると。更にゲイ仲間は冷たい言葉を吐いた。食ってしまえとばかりに。タイプとは異なるが陵介の容姿が始まりを生んでるのは間違いない。陵介の様な容姿の子が俺を求めて来た。俺の中にも陵介の容姿に逆上せた時がある。振り返り、陵介の容姿が無ければ今は無かった。母親と同様に、陵介の容姿が自慢でもあった。
同じ甘えられるにしても、容姿が良い者の方が良い。ずっと俺は兄貴を求めてたのは、容姿を含んでも居たからだ。
見かけ倒しのバカ息子。そう言える様になったのはこの半年だ。
誰もが陵介の容姿を利用した。
最後に利用したのが彼女だ。
見かけ倒しと彼女にはっきりと俺は言えた。バカ息子がと言った。しかし最後の最後迄、俺も同罪にされてた。更に陵介をダメにしたのは俺だと言われた。
しかし祖母と話して、やっと胸のつっかえが取れた。
誰からも、金で買ってる様に言われてた。甘やかせた為にと言われた。しかし祖母と話した時に、厳しくしてもダメ、叱り続けても陵介は逃げる。だから…陵介が満足出来る様にして来た。満たされなかった愛情を注いだと。いつか気付いてくれると信じてと。祖母もそうして来たと言った。だから祖母は親だったんですねと。
陵介を心から愛した、無償の愛情を注いで来たふたりが話し合えた。陵介を散々に悪く言いながらも、最後は陵介が可愛いと終わる。バカだと言いながらも憎めない子だと終わる。愚痴を溢すがしかし可愛いで終わる。今、病床にある母親を看て、母親の言葉だけを鵜呑みにしてる。


No.85  憲太郎   2015/09/10(木)13:57     [  編集・削除  ]
母親の中で全て父親が悪いと。
自分の行いはそっちのけだろう。そして苦しんでる母親を看て哀れんでる。いつか話したい。
どうしてそうなったのかを。
そして俺も最初は母親と同じだった事を。
俺がニチョに行こうとしたのは…陵介に更なる俺の欲求を持ちたく無かった。皆、陵介の容姿だった。ひたすらに親の愛情を貫きたかった。陵介の親で居さえすれば、俺のチンコの欲求は他で処理すればと考えてた。
俺は誰かに奪われる者では無い。しかし欲求だけは満たさせて欲しいと。
陵介を愛する気持ちはもっともっと深いと気付いた。
恋愛的な愛には終わりがある。欲望を満たす関係には必ず終わりがある。そう陵介は俺の生き甲斐。例え他の誰かと身体の関係になったとしても、陵介を愛し続ける。そう、陵介がそうだったね。
彼女と同棲の様な事をしてても、彼女とセックスをしてたのに、陵介は俺を捨てる事はしなかった。俺は捨てなさいと言ってたのに、陵介は彼女に嫉妬されるくらいに、俺が行くときに、そして気持ちの上でも優先してた。
頑張って見せる事、成長して見せる事で陵介は俺への愛情を示してる。


No.86  soulmate   2015/09/10(木)21:38     [  編集・削除  ]
そうだ,陵介は憲太郎の背中を見て,責任というものを学んだ.家族に対する責任,ここまで頑張るのは憲太郎に認めて貰いたいからだ.一人前の男になったと.涙ぐましい努力じゃないか.全てが終わったら良く頑張ったな,と認めてやれ.
陵介の一番可愛い所は,憲太郎を束縛する所だ,行かないで,とちゃんと言える.我儘だろうが自分の意志がはっきりしているのは良い事だ.憲太郎の意思表示は複雑すぎる.初めは理解できなかった.随分節操のない男だとも思った.陵介にも理解できなかったと思う.この頃は解りやすい表現が多くなり良いよ.「お前しか愛せない.」「帰って来い.一から始めよう.」とかね.生きる希望が溢れてる.周囲にどう言われようが,陵介に全てを捧げる憲太郎の姿そのものが「美しい」と思う.



No.87  憲太郎   2015/09/11(金)00:04     [  編集・削除  ]
陵介を愛しまくってるから、迷いも出て来ますよー!
こんな愛され方は経験無かった。こんな束縛も初めてだ。
恋愛では無いかもしれないが、こんなに愛されたのも初めてだ。
そして久しぶりにこんなに愛した。
全てを愛した。愛されるでなく愛した。努力もした、苦しみもしたが、陵介の事は全て俺の身にもついた。
深い愛情に迷いもあった。
考えてみれば、今まで惚れた的な事しか無かったんだよね。
しかももっと濃い、重い愛を育んで来た。


No.88  憲太郎   2015/09/11(金)08:47     [  編集・削除  ]
親の経験が無いからな。
俺は親の背中を見れて無いから、親としてどう生きて行こうか迷う。そして陵介と俺はゲイとして最初に出会った。父性が大幅に上回って居るが、ゲイとして陵介を見て無いとは言い切れない。
だから迷う。肉体は反応する。
陵介はどんな子より美しい息子だ。父性として可愛いと思う自分が勝ってる。しかし、何処かで処理はしたくもなる。
そして、血の繋がりや戸籍の繋がり何てどうでも良いと思ってた。しかし、親となり責任を果たす上で、この繋がりの大切さに気付いた。今の俺と陵介の間には、深い愛情、深い絆はある。あるが…有るけど無い、無いけど有る…気持ちが繋がってたら良いと思ってたが、これって大切だと思った。
同性婚に拘る理由も解る気がする。責任って言うと重いが、やはり責任ある事だ。認められて無いから、適当にくっついて離れるを繰り返す。特に男何て、出してしまえば終わり。ゲイの世界に身を置きながら、ゲイが嫌いだった意味が分かった。そして俺に足りなかったもの、それが責任ってもの。無償の愛。陵介によって親になり、俺は責任を持てた。
責任を持てたからこそ、陵介の肉体より、戸籍上でも陵介と結ばれたい。


No.89  soulmate   2015/09/12(土)01:47     [  編集・削除  ]
陵介の祖母との対話で憲太郎の父親になるという確信が深まり胸のつっかえが取れて「完結」を結ぶに至ったのかな.親元に戻った辺りの前後が良く解った.陵介は暫く母親の病について言わなかったのだな.それは心配もする.
祖母の話は色々示唆に富んでいた.衝撃だったのは,陵介の父も養子だった事だ.歴史は繰り返すというが,陵介の父親も結果的には実父と離れてしまっている.救いは義父が良い人だった事だ.7回忌の年憲太郎が陵介の親になろうと訪ねてくるとは,祖母のは亡き夫の再来か又は何かの計らいかと感じたのかも知れない.少なくとも憲太郎の陵介に対する想いを理解してくれたのは自らの経験に基づくものだろう.しかし,ここでの決定的な違いは祖母は知らないが憲太郎がゲイだという事だ.陵介の父親の場合はあくまで母親の連れ子で可愛がってくれたとしても2次的な産物だ.当人も複雑な感情を抱いたかも知れない.現に後に我が子を愛し切れてない.義父の方もどんなに愛情を注いだもそれがダイレクトには伝わらない,全て母親を介したものとなる.しかし,憲太郎の場合は初めから陵介だけに愛情を注ぐ事ができた.男を愛せる男だったからだ.ゲイである必然性さえ感じる.


No.90  soulmate   2015/09/12(土)02:31     [  編集・削除  ]
陵介だってゲイと解っていて憲太郎を愛している.親子になったとしてもゲイを否定する事はできない.避けては通れない,むしろ,認めなければならない.現に陵介は憲太郎を性的にも拘束している.憲太郎は真実を見せなければいけない.チンコも陵介のものである証しを見せてやらなければならない.


No.91  憲太郎   2015/09/12(土)07:56     [  編集・削除  ]
そうだよね、ゲイとして陵介と出会った。その後に陵介に父性を育ててもらった。親にしてもらった。親になったのでは無く、親になる様に陵介に育てられたんだ。
そして祖母から親になる事を許された。
陵介は今まで我慢をする事をして来たが、今は耐えると言う事をしてる。耐えると言う学びをしてる。
今まで、陵介の欲求を満たして来た。しかし陵介は成長してた。
欲求を抑えるのでは無く、耐えると言う事をしてたとわかった。
その中で、どうしても俺が必要となり、俺を頼る事をして来た。
俺は陵介の親になったんだと感じた。そして俺もそんな陵介を見ていとおしく思った。
あの気付き以来、陵介と過ごすのは初だ。あの気付きが、俺の背中が間違いでは無かった、そうだったんだと改めて確信出来た。
俺自身も陵介に対するいとおしい気持ちは変わらないことを。
陵介と親子何だと。
これからどうなるかはわからない。しかし陵介の前ではゲイの俺で居れる。ゲイを隠す必要も無い。世間体を気にするのでは無いが、陵介を息子として生きて行ければ、ゲイの俺であっても良いと。
ゲイの出会いだからこそ、俺は陵介に裸にされやすかった。心を裸に出来てたから。
陵介も丸裸で飛び込んで来たが、俺もゲイとして裸になってたんだと気付いた。業務で無い…そうだよね、業務で無かったのは、俺もゲイの姿だったからと。


No.92  憲太郎   2015/09/12(土)08:26     [  編集・削除  ]
父性が育まれ、逆に俺が陵介に気を使い過ぎてた。ゲイで無い俺を見せようとしてた。陵介のトラウマを知ってから隠す様になった。陵介が親の様に思ってくれる様になると更に自分を見せれなくなった。しかしそれが幸いしたのもある。誰もが陵介の身体を利用してたから。俺は陵介に心で愛を表現出来たから。
肉体の表現で無く、心の表現が出来た。
久しぶりに陵介の顔を見て、俺は今までの俺で無いと気付いた。
愛が欲しかった俺、欲張りだった俺だ。しかし何も陵介にしてもらって無いと言う気持ちは無い。
陵介に要求する気持ちでは無く、陵介を更に愛してる自分がいた。頼って来なさい。出来ないことは頼りなさいと言う自分だ。
どんな事があっても、陵介は愛すべき存在であると。それが親子何だと。離れて居ても、別々の行動をして居ても、絆で結ばれて居るんだとね。
この先でどう陵介と関係が生まれるかはわからない、しかしこの親子の絆は切れる事は無いと確信出来た。
今は早いが、喩え別の誰かと付き合ったり、肉体的関係に至っても、陵介と親子であり続けると。
今はただ、陵介を待ってやらないといけない。俺の全てを陵介が束縛してるが、それが何処までを意味するのかはまだ見えない。
ただ、子供が親を独占するのは当然ではある。俺と離れ、陵介は耐える事を学び、そして近々やって来る母親との別れを経験する。
陵介がどのように成長するか?。どのような思いになるか?。
喩えどのような思いになっても、俺と陵介は親子の絆で結ばれてる。そしてこの先も絆で結ばれ続けて行く事を確信出来た。


評価一覧


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