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ゲイじゃあ無かったはずが 14
記事No.209 - 投稿者 : 鬼島 - 2015/01/10(土)22:45 - [編集]
健汰が何を言いたいのかいまいち理解出来てない。
俺「何が言いたいんだ?」 健汰「エッチしようって言ってるんです!」 俺「何で?」 健汰「何でって、遊びませんか?俺、先輩なら良いですよ!」 純粋とは言えないけど、俺は一途な愛を貫いてるって事をしてるんだよね。確かに女とはやりまくってはいたが、今は愛する人、拓海さんと一緒になってる。 健汰が言う遊びって、俺が女とやってた事と同じ? 俺「女とは出来ても、、」 健汰「俺のケツ、マンコよりイケると思いますけど?」 健汰から飲みましょう、飲みましょうで結構酔っても来た。 俺「もう帰るから、、、」 健汰「もう帰っちゃうんですか?彼女待ってるんすか?」 俺「まぁな!」 健汰「先輩、ちょっとだけ!」 俺「ちょっとだけって、、」 健汰「これだけ飲みましょうよ!」 立ち上がろうとした時にぐっと腕を掴まれた。 よろけて健汰に覆い被さる感じになった。 健汰が股間をぐっと握った。 俺「何する!」 健汰「ちょっとくらい良いじゃないですかー!」 俺「マジ無理だから!」 健汰へカミングアウトすべきか迷ったが、取り敢えず言う気になれなかった。 健汰「そう言えば、〇〇大の〇〇拓海さんと先輩仲良いんですか?」 俺「高校の先輩。あの人にバスケを教わって来た!」 健汰「そーなんですかー!あの人すごいですよね!かっこいいっすよね!」 俺「海外でもやってたからな」 健汰「モデルとかやれば良いのに!」 俺「アマチュアで頑張ってるよ。拓海さんバスケ好きだから!」 健汰「毎回来てくれてますよね!」 俺「え、そうだっけ?」 健汰「スゲー仲良いし、何か普通の関係って思えないなー!」 俺「高校の時に泊まり込みで毎日特訓受けてから、兄弟みたいな感じにもなってる!」 健汰「へー仲良いんだー!俺を拓海さんに紹介して下さいよー」 俺「タイミングが合えばな!」 健汰「確か、あの人も仲間なんすよー!」 俺「仲間?」 健汰「〇〇チームのマークスと付き合ってたらしいですね!」 俺「えっ?何処でそんな事を?、、、」 健汰「マークスのチーム好きだし、マークスにも憧れてましたから、いつもネットで見てますよ。マークスもそうだし、マークスが拓海さんの事をカミングアウトしてたの見ました!」 健汰は俺に気を許してるのか?それとも単なるおしゃべりなのか?俺「そうなの?」 取り敢えず知らないふりして惚けておいた。 言える、言っても良い? 俺は拓海さんと一緒になった!そう言ってしまおうか? 言うべき言わぬべき?取り敢えずは拓海さんと相談だよな! 健汰は信じれるヤツか? COPYRIGHT © 2015-2024 鬼島. ALL RIGHTS RESERVED.
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