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小説の様な実話13
記事No.226 - 投稿者 : 憲太郎 - 2015/05/21(木)12:21 - [編集]
悩み、悩み、悩んだ。
陵介の本当の姿はどっちだ?。 小学生の子供の様に接して来る陵介。一緒に、一緒にと常に言ってた陵介。その陵介が半年の間に変われるとは思えない。 親代わりと言う気持ちを持ちながら、俺は陵介に利用されてるのか?そうにも思えた。 陵介にとって俺は金であるなら、徹底的にスポンサーになってやろうか?。 父性的な、愛おしい息子の様な愛情は、陵介にはもう必要無いのか?。 そうであるなら、離れてやる事も必要だ。突っぱねる事もした。 しかし、突っぱねようとすると、あの幼い陵介を見せる。 俺「金は無い!」 陵介「でも、俺を信じて!」 陵介は俺のご機嫌を取るかの様に彼是と手伝う。 まるで幼い子供。親のご機嫌を伺う様にしてくる。 前の相手とは全く違うが、やって来る事は同じに思える。 俺にでは無く、俺の出す金に甘える。 自分自身の中で父性的な愛情より性的な感情が込み上げる。 もう良い、再びDVDを観てしまう。 ネット配信専用ではタチ役もしてるが、4作についてはウケだ。 露な姿を見せ、タチ役のチンコをフェラもしてる。ケツに突っ込まれ発射シーンを見せた後、また突っ込まれ、一部を中出しされ、陵介のケツの穴からタチ役の精液が流れ出る。 温泉地でコスプレで陵介は喘ぎ声を出し突っ込まれてる。 それだけじゃあ無い、DVDでは放尿から、タチもウケも女もやってる。 陵介の作品だけで販売されてる物もある。 この陵介だけなら、俺は陵介を食いまくりたい。 陵介に使った費用分、陵介に身体で払ってもらえば良い。 この陵介が本物ならば、前の相手とは変わらない。 陵介は其くらい二面性を持ってる。 俺は愛が欲しいんだと叫んだ陵介は何だった?。 俺は金蔓?。そうだよな、金蔓なんだよな。そうとも思い始めた。映像に映し出される陵介の姿、陵介がしてる事もされてる事も、俺は何1つ無い。 ただ1度、最初にマッサージを受けた時、同伴シャワーをし陵介のチンコに触れ、勃起を見せてもらった。そして身体を洗ってもらい俺のチンコに触れてもらい、マッサージの後に陵介に抜いてもらった。 俺と陵介の性的な関係はその1度だけ。 悪い事を考えれば、どんどん悪く考える。 映像に映し出される陵介を俺は見たことも無い。毎日一緒に居ても、そりゃ陵介の裸もチンコも毎日の様に見てるが、俺がいつも見てる陵介は子供の様な陵介。 こんなエロな陵介は見てない。 マッサージの最初の陵介を思い出す。 本当はマッサージでは無くやりたかった。しかし、ボーイが居なかった。他の店も見たがしっくり来ない。マッサージならやる訳でも無いから、お目当てで無くても良いかと、店が薦めてくれた陵介になった。 どうせ店が言う事、そんなに良いボーイでは無いだろう。 そんな思いで陵介を指名した。 年齢的にも画像の雰囲気からも、陵介はタイプとは言えなかった。とりあえず気持ちよくさせてもらえばと行った。 陵介に会い、イケメンだなとは思ったが、それ以上の思いはなかった。 寒さを感じる季節、陵介はやたら温度を気にしてくれた。 既に風呂からシャワーの音が。 陵介「お風呂暖めてます。」 気のきく子だなと感じた。 同伴シャワーは頼んで無かったのに、最初に少し話をしたからか、陵介は全裸で風呂に入って来た。俺「頼んで無いよ。」 陵介「これくらい良いですよ」 陵介は同伴シャワーをサービスしてくれた。 何かと気のきく子だなと思った。最後に陵介の手でイカせてもらう。前の相手と売り専で出会ったが、陵介の様な事は無かった。 前の相手だけで無く、他のボーイもそうだ。業務的な対応と言うのか?。 俺「同伴シャワーまでしてくれてありがとう。もし延長できるなら飯行く?ご馳走するよ。」 陵介のサービスにお礼をする気持ちで誘った。 陵介「えっ、良いんですか?」 俺「延長料も払うから。」 陵介「ご馳走してもらえるんだから延長料とか要りません。」 陵介はそう言った。 デートコースやらある。この手の商売の子は飯を食うにしても金。それを俺はちゃんと理解はしてる。 しかし陵介が発した言葉は意外だった。 意外はさらに。 陵介「片付けて、事務所に顔を出さないといけないので、30分待ってもらえますか?。」 俺「良いよ。待ち合わせ場所どうしよう。」 陵介「じゃあ電話します。」 俺「えっ?」 陵介「番号教えて下さい。」 俺「あ、はー〇〇〇〇〇〇〇だけど。」 陵介「ワンギリしますね。それが番号です。」 電話番号をあっさりゲットした。陵介と待ち合わせ飯を食うと、さっき迄の陵介と違った一面が見えた。 色んな店の話をした。 陵介「また指名してもらえますか?。」 俺「良いよ。」 それが陵介と最初の出会いだった。 見た目と違い、何とも言えない優しさのある子。今時の子とは違う何かがある。俺はそう感じた。 今時のイケメンの様な、自意識過剰な感じは無かった。 陵介は何なんだ!あれは全て陵介の作戦か?。 そうとも思い始めた。 陵介のDVDを見れば見るほど苛ついた。 俺が知らない陵介が映し出される。 この陵介のチンコも、俺は毎日の様に見てた、今も一緒に風呂に行ったりし見てる。 だけど、俺は最初に触れさせてもらっただけで、なんだよ、共演した相手に食われまくってる。 俺は陵介のチンコ味も知らない。俺には仕事としては出来たのに、どうしても出来ない。恋人になれる様に愛する努力をすると言ったけど、俺は最低だよね、これじゃあいけないよね。陵介は泣きながら俺にそう言った。その時に陵介は親以上に親なんだよと俺の事を言った。俺もその時からこいつの親代わりになってやろうと決めてた。嫌、それ以前から…陵介の俺への接し方は、恋人に求める以上の事がある。ノンケだが金の為にこの世界に飛び込み、生きて行く為に学校へ通う為に、ゲイビや売り専で男を相手にしてる。その結果、ぼろぼろになりそれでも稼ぐ為にマッサージをしてた。 マッサージについては陵介から聞いてた。ゲイビでも売り専でも、タチは自分からしないといけない、でもウケならタチ役がやってくれるから、我慢してるだけで良いから。 陵介の言葉を思い出した。 そうだよな、タチならウケを満足させないといけない。掘られる事は不本意ではあっても、その方が楽ではあるよな。 しかし、不本意な事は続かない。嫌気が差すのも当然だろう。 ゲイビはともかく、売り専では良い客ばかりでは無い。 一晩中寝させてくれなかったり、必要以上の事もさせられたり、全く良い思い出もない、つらくてマッサージに変わったと言ってた。マッサージなら、必要以上の事もしなくて良いし、陵介が勉強していた、エステと同じ事ができる。それで陵介はマッサージボーイになってた。 男に抱かれる事のトラウマを抱えた中で、俺と出会ったのだ。 簡単なハグでも陵介は嫌がった。その陵介の思いを全て知った上で、俺は陵介の親代わりになろうと決めてた。 しかし、しかし… いつもの陵介では無い。俺に隠し事も増えた。 ボーイとしては最悪な姿を見せたから、陵介を信じれる様になり、陵介も一心に愛を受けようとしてたから、俺は親代わりを決意したのに。 DVDに映し出される陵介、嘘をついてる陵介が同じだ。 陵介が見えない。 陵介が金蔓として俺を見てるなら、陵介とこのままの関係は続ける事は出来ない。 陵介から返してもらう気持ちも無い。だったら、陵介の身体で返してもらおう。このDVDや動画の様に、陵介を味わう事が出来たならそれで良い。 そう思いながら陵介の出たDVDや動画を観まくった。 しかし、その反面で親代わりをして、息子としての陵介が込み上げても来る。 COPYRIGHT © 2015-2024 憲太郎. ALL RIGHTS RESERVED.
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