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小説の様な実話15


記事No.228  -  投稿者 : 憲太郎  -  2015/05/24(日)07:16  -  [編集]
陵介の出演したDVDはもう発売はされて無いが、ゲイビ会社のサイトでは未だに動画配信で売られてる。またその動画を海外動画配信で得る事が出来る。
2年、陵介は出演して無いが、其所には陵介の全てが刻まれ、露な姿が映し出される。
映像の陵介、一緒に居る陵介、しかし一緒に居る陵介も、映像の陵介の様な偽りを見せてる。
映像の陵介の様に、俺に対しても偽り続けるのか?。
偽り続けるなら偽らせてやろう。俺の中で陵介の親父の気持ちと、スポンサー的な気持ちとが入り交じる。
親父として見れば捨てれ無い。陵介の俺に対する本来の姿がある。しかし、スポンサー的な存在なら、もう出してやる力も無いし、これ以上出してやっても意味は無い。
一層の事、陵介のスポンサーになってさよならしようか?。
出した分、返す必要は無いが、DVDの様に身体で返してくれ!そう言ってしまおうか?。
しかし、あの真っ直ぐな陵介が忘れられない。あの真っ直ぐな陵介と接して俺は親代わりとなった。今日まで、陵介に下心で接して無いし、陵介に触れる時もこいつをどうにかしてやろうと言う気持ちは無かった。
全く無かった…全くでは無いが、いやらしい思いでは無く、いとおしい息子と言う思いで、陵介を抱きしめたり身体に触れたりはした。

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