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小説の様な実話16


記事No.229  -  投稿者 : 憲太郎  -  2015/05/29(金)07:25  -  [編集]
感想ありがとうございます。
陵介には治療が必要だと思ってる。大人に成りきれない、大人を演じてるだけの陵介。
両親の離婚、愛情の無い母親、愛情の薄い祖母。
そんな中で育ち捨てられた陵介、俺を親の様に思い始め、其れから俺は親代わりとなった。
出会いを思い出す。確かに、最初の接客は素晴らしかった。
マッサージボーイとしてだが、心のこもった接客をしてくれた。
頑張れば出来るが、それは長続きはしない。
DVDの陵介も本来の陵介では無い。俺は其れを良く分かってる。
俺自身がしんどくなってる。
何かと金になってる。払い切れないくらいの支払い。
貯蓄も減って行く。
俺も限界だ。
稼いでも稼いでも、陵介に吸いとられる感じだ。
離れて暮らしてては陵介を見てやれない。
見てやらないと、こいつはダメなんだ。
陵介の父親であろうとする俺がどんどん強まった。
陵介は陵介で意地になって来てる。どうにかして留まろうとしてる。
陵介の気持ちもわかるがが、このまま見棄てる訳にはいかない。
また売りを始めてしまうのか?それとも?…
陵介「運転手のバイトをする。だからもうちょい!」
運転手?陵介が出来る運転手のバイト何て限られる。どうせ、デリヘルの送迎かキャバの送迎だろう。
考えが幼稚だ。やはり俺の側に置いとかなきゃ、こいつは変わらない。変わる処か益々の悪化だ。
どうする?どうしたら良い?。
陵介を無理矢理に押し倒し、奪うだけ奪い、嫌いにさせてしまおうか?。
嫌、陵介を引き取り、子供から教育を受けさせようか?。
治療も必要だ。心の治療をさせてもやらないと。
ゲイの自分自身と陵介への親心と2つの自分が交差した。


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