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小説の様な実話22


記事No.235  -  投稿者 : 憲太郎  -  2015/06/05(金)14:40  -  [編集]
あれだけ俺の所へ来るのを拒んでた陵介だが、5日間再び一緒に過ごし里心がついたのか、とりあえず東京の荷物を片付けに帰った。わがままが言える、幼い陵介の方が勝った様だ。
意地を張り続けても、どうしょうもない。そう観念をした陵介だ。陵介の親だから、陵介の考える事は見透かす。
これから新たに陵介と生活をする為に、俺自身も更に強い気持ちでいなければならないと決心。
ただ、陵介に対しては親として接し、陵介の気持ちを尊重しながら、時には厳しく、時には甘い親になれるが、厄介なのは俺のゲイな気持ちだ。
ゲイサイトを覗いてる。このサイトは必ずだ。
昨晩、陵介が眠った後に覗いて見ると、ゲイ動画の宣伝スレの1つに陵介の姿を見てしまった。
海外動画配信サイト、其処には未だに陵介の動画が配信されている。
また、陵介の事を知りもしない者が彼是と書き込みをしている。
そいつは俺の息子だ!
そう書き込みをしたくもなる。
このサイトの動画の宣伝スレまで欠かさず見てる人は、必ず陵介の姿を見ている。
忘れようとする頃に、必ず表に出される。
陵介は一切見て無い。元々ノンケだし、エッチな動画すら見ない幼い陵介。
動画の中の陵介は全て演技で作り物の姿。
横で無防備な姿で寝ている陵介が本物何だけどと思う。
動画のハレンチな姿の陵介とは全く異なる。
やれやれ、何故にまたもやこんな所で陵介を見せ物にしないといけないなか?。

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