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小説の様な実話(追加)
記事No.238 - 投稿者 : 憲太郎 - 2015/06/08(月)12:41 - [編集]
陵介はやはり幼い精神。
再び動画が貼られてる事に気付き陵介に俺は言った。 俺「また貼られてる。忘れた頃にまた貼られる。もう2度と繰り返さない人生にしよう。」 陵介「ゲイの話はしないで!」 そう答えが帰って来た。 元々ノンケの陵介が、金欲しさと愛欲しさでゲイの世界に飛び込んだ。 その時は良かっただろう。 家族から虐げられてた、陵介を誰も見ようとはしなかった。 ゲイのスカウトマンをはじめとして、彼らは陵介を誉めちぎっただろう。 嘗て俺がゲイバーでマスターや客にちやほやされ、チンコ見せたりいじらせたり、あげくは2度ほどゲイビにも出た。 俺の時代にはネットなど無かった。ゲイビも値段が高く購入者も限られてた。 唯一、ゲイ雑誌の広告が宣伝でしか無かった。 しかし今の時代はネットで誰もが知る事が出来る。 陵介は動画配信のゲイビにも出てる為に、海外にも流出してる。 幸いに無修正では無いが、未だに検索をすれば購入又は無料ダウンロードが出来る。 陵介の気持ちは良く理解出来る。本当は親から認められたかった。本当は親にかまってもらいたかった。 親がちゃんと子育てをし、陵介を見てやってれば、陵介が無理矢理ゲイの世界へ入る事は無かった。しかし、出てしまった事はどうしょうもない事実。 未だに某ゲイビ会社では配信されても居る。 自分はそうじゃない!と言っても通用はしない。 現実に某批評サイトでは、ノンケかと思ってたけど、売りもやってるからゲイ?などと書き込みが過去にあった。 陵介自身、違う違うと言っても、ゲイはそうは思わないだろう。 陵介自身、逃げてるのは良くわかる。無かった事にしようとしてる。 以前にも書いたが、陵介の元カノは陵介の出た動画を見てしまった。元彼氏となるのだが、元カレが男に抱かれ、男に掘られる。 そんな動画を見てうつ病となった。また隠れゲイの同級生からも動画を見たと言われてる。 ゲイビに出た事で、売り専した事で多くの仲間を失ってる。 陵介がゲイの世界へ飛び込んだから俺との出会いもあった。しかし、ゲイには関係して無い仕事だが、陵介が稼ごうとすると悪くなる。全てがおかしくなる。 形は違うが、稼ごうとして友達を次々に失ってる。 俺も去って行った仲間、その中の1人になろうとしてた所だった。何が原因?そう満たされなかった愛。本当なら親がカバーをしてやる事。 この2年近く、親代わりをしながらカバーして来た。 しかし、陵介の欲は愛情だけでなく、お金にも及んで来た。 欲とは満たされなかった愛。 結局は陵介は自身がやってしまった事から逃げてるだけ。 俺の所へ呼ぶのは、逃げないで現実を踏まえ、自分と向き合わせて行く為の事。 確かに、良い青年。ジャニ系が好きな人なら振り返って見る。 親代わりで、陵介の事を良く知ってる俺自身でも、姿形はだけ見ればドキッとさせられる。 当然、俺はバイだが女より男の方が好きだから。 顔事態はあまり好みでは無かったが、陵介の身体は理想的な身体をしてる。顔と身体のアンバランスさに加え、仮性包茎と言うアンバランスさがやたらと良い。 アンバランスさに惚れて、リピーターになったのだから、はっきり言って惚れてた。 「俺は愛が欲しいんだ!」と陵介が言うまでは、リピーターしながら心の何処かで陵介と関係を持つ事を考えてた。 陵介の二面性がわかってから、俺の生き写しだと感じて、陵介がゲイの世界へ飛び込んで来た理由もわかった。 肉体的つながりはあり得ないかも知れない。しかし、精神的な繋がりは一生続くだろう。 陵介が求めてるのは家族である。どちらにせよ、ゲイの世界へ飛び込み、金と言う物の中で陵介は男とセックスをして来た。 好んで男に掘られ、好んで男を掘ってた訳では無い。 陵介が何故ウケが多かったのか?そんな話をした事がある。 陵介「めんどくさく無いし、自分からしなくて良いから。」そう言った。 ふと気付いた。俺もだった。 俺はバックは許さなかったが、触られる事やフェラは誰彼関係無くさせてた。 される事には抵抗は無かったが、自分から好んでフェラをしたいとかは思わなかった。 陵介も好んでこの世界に飛び込んだ訳では無い。だから成りゆき的に出来るのは、ウケの方でリードするよりされる側だ。 更に言える事は、愛情が欲しいと求める、子供が親に対して全てを求めるのと同様で、求める事しか出来無い。そんな陵介がゲイの世界へ飛び込んだんだから、当然的に好んで責める役にもなれる訳では無い。 相手に掘らせて、感じてるフリをすれば済まされるウケをやってた。 愛するでは無く、愛されたい。 男女関係無くただ欲しいばかりの欲張り。 俺もそうだった。女との性への目覚めは陵介と同時期。 愛されなかった欲求をセックスで満たしてた。 恐らく陵介もそうだろう。所謂欲求不満が女性との性へ進ませたと言える。 母親に対する欲求不満だ。 抱かれず育つと、女性とのセックスに母親への不満をぶっつける。かまってもらってる事が愛情を受けれなかった者には幸せを感じる。 全て原因がある。それは幼少時からの親子の関わりだ。 こんな俺だが、地域の推薦を受け保〇司となった。 担当者を持つ様になり様々に気付く。 どの担当者も親子の関わりに問題があると感じる。 喩え両親が揃っていてもだ。 虐待を受けて育った者、陵介の様にネグレストで育った者など様々。しかし共通する事は全て家庭環境にある。 陵介を見ていて、一歩間違えたら犯罪者だとわかる。 バレ無かったから済まされるが、17歳と言う年齢から陵介は身体を売って来てる。 それだけでは無い、1つ嘘をついた事から嘘で身を固めなければならなくなった。 犯罪者と変わらないのだ。 ゲイの世界へ飛び込み、かまってもらえなかったその思いは、本来的なものとは大きく異なるが、かまってはもらえてた。結局は利用された事になるのだが、一時的に利害関係が一致した。 陵介が求めてるものは親からの愛情。満たされなかった思いを満たしたい。 俺と陵介の利害関係が一致したのは、陵介が俺の生き写しである事や、俺が親代わりになった事になる。 俺自身の生き写しの陵介を救ってやりたい。 最初に陵介と出会ったときの思いとは大きく異なる。 確かに我慢してる所はある。 俺は男が好きになった。 陵介に対しても、嫌いでは無かったからリピーターになり、謂わば下心から始まった関係ではある。我慢…陵介を普通に成人男性と見れば、我慢なんて出来ない。 身体だけを見ればと言う事になるが、男に魅力を感じる様になった俺には、男の裸体を見て、特にそれが好みの身体で有ればエロい気持ちにはなる。 特別に陵介にと言うわけでは無い。 陵介は俺の前で平気で裸体を見せる。チンコだってそうだ、隠しもしない。 堂々としてると言うのか、羞じらうこともしない。 精神的には幼いのに、肉体的には青年男性でヨダレものの身体だ。我慢してるのも確かだ。陵介を味わえるなら味わってみたいのも確かだ。 しかし、陵介をいとおしく思う気持ち、陵介を愛する気持ちは性的行為をも上回る、親的な思いと言える。 親が子供の為に苦労を苦労として捉えない思い。慈しむ思いとはっきりと言える。 陵介の肉体は得れなくても、陵介の心は得てる。 飾らない陵介、俺の前の陵介はガキそのもの。これを成長させる事が俺の役目であるし、得ることの出来なかった愛情を注いでやるのが親だ。 ゲイの俺だけに、逆に陵介に申し訳ないなと思う時もある。 本当にお前が精神的だけでなく肉体も子供なら、こんな思いにはならないのになと、ゲイ的な目で時に陵介を見てしまう俺を懺悔する。 陵介に恋をしてる? それは少し違う。付き合いたい?。それも違う。 陵介の精液すらいとおしいのは確かだが、恋愛的な思いとは違う。やっぱり親子?度が過ぎてるが、親だから陵介の事は何でも知っておきたい。 親子はそうでは無いか?。 陵介と同年代の息子を持つ友人と話をしていて、息子のなら何でも許せる。息子は抱きしめたいしチューもしたい。と笑って話した。俺は気持ち分かると言った。 いとおしいから、息子だがいとおしいから。 その友人に、俺も息子のパンツなら履けると言った。 俺はバツイチ、陵介の事は別れたかみさんとの息子にしてある。 友人も潔癖症に近いヤツだが、同じ事を言う。 息子の食べ残しでも口をつけた物でも食べれると言う。 俺もそうだ。陵介の食べ残しなら普通に食べる。 恋人にしたい相手なら、陵介は悉く失格だ。 身体目当てに陵介を見てるのなら、ここまでの事はしていない。 とっくに出した分は身体で回収して、お互いに縁は切れてるだろう。 血は繋がって無くても気持ちは親子。 親子として、俺は親として陵介を愛し、陵介は俺を親として愛してくれてる事には間違いない。 肉体的関係は無くても、心の上ではとんでもない深い繋がりと言えよう。 陵介の俺の前での姿は、本来なら実の親にしか見せない姿だから。陵介が俺を束縛したがるのは、親を独占したい、俺だけを見てくれと言ってるのと同じ。 浮気をするなとか、別の相手とエッチをするなでは無い。 常に陵介に気持ちを向け、陵介を見てやってたら陵介は満足。 女とのセックスを含め、友達と遊んだりしてる時より、俺と居る時が楽しいと言う。 それは何か?俺と居る時は子供で居れるから、カッコつけたり、飾ったりしないで、心まで素っ裸で居れるから。 一緒に再び暮らし始めると、俺の自由は全くと言って無いだろう。しかし、それも子育てをした親は経験して来てる事。 親になるのだから、自分の思いを優先するより子育て。 陵介が俺を引き止め様とするには、甲斐性もない、陵介を愛する事もしない父親が浮気をしたから。陵介の父親は子供を愛する事もしないで、浮気をし離婚となった。子供の為に我慢する、子供の為に苦労する事から逃げた両親なのだ。 陵介が俺を束縛したがるのは、幼い頃に経験した過去の傷。 だから、様々な相手にも誤解されて来た。 嫉妬とも捉えられる。気が有るのか?とも思われ、ゲイの世界では陵介に取って散々な思いしか無い。陵介の心は家族がバラバラになった時のままで止まってる。 親に求める気持ちを、ゲイの世界で求め様としたので、身体だけ利用されてポイされて来た。 大人は口先ばっかし!美味しい話をするだけして… 陵介の言った言葉。 俺は陵介の気持ちも良く分かる。そして身体だけ奪った人の気持ちも分かる。 そりゃそうだ。陵介には距離感が無い。凄く近い位置に立つ。 陵介の食べてる物を味見しようとすると、陵介がスプーンで掬い食べさせてくれる。 相手に取って、陵介が俺に気が有ると勘違いするのも当然。 ただ、陵介は親子をしたかった。親に求める気持ちを求めた。 だから誤解が生じる。 不細工な子ならだが、イケメン君に凄く近い距離に立たれ、親子の様な事をされたら、ゲイの立場としたらどうだろう。こんなイケメンが俺の事をと思うだろう。 しかし、陵介が求めるものは、親から受けれなかった愛。愛されずに生まれて来た愛情。 俺は、俺の勉強をしてると思う。親になれ無かったが、今、俺は親になった。 親としての勉強。 そして今、地域の世話もするようになり、子供会や親の集まりにも参加し、子を思う親に寄り添う事も出来る。子供の話をしながら、そうそうと頷ける。 また、少年の担当をした時、ゲイ的な思いでは無く、同年代の子を持つ親としての気持ちで担当した少年を見てやれた。 陵介によって俺は親にしてもらえた。 適度な時期にセクフレ見付けよう。 後は、陵介がどの様な気持ちになるか?これからの治療、心に抱えた問題を解消して行き、自立出来た時にどの様な思いになるか?。今は俺の支えと愛を受けてるし、ゲイの世界から逃避してるから結婚を意識してるが、これからのカウンセリング次第でどうなるか?。全てはこれから。 しかし、これからどうなろうが変わらないのは「親子愛」。 俺は親として俺の命ある限り陵介を愛して行く。 そして陵介も俺とは一生一緒だと言う。「親子愛」は切れる事は無い。 COPYRIGHT © 2015-2024 憲太郎. ALL RIGHTS RESERVED.
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