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小説の様な実話(責任)
記事No.241 - 投稿者 : 憲太郎 - 2015/06/15(月)07:20 - [編集]
小学生でも手懐け親になる難しさはある。況しては陵介は身体ややることは成人男性。しかし精神は幼いまま。
言えば何らかの対象するが、言わないで昨晩は鍵を持ち出し出かけてた。 見抜かれる事をするのだ。 両親は育児放棄だが、祖母はどうやらこれ以上の面倒は見れずと言う所の様に思える。 全てが犯罪スレスレで生きて来てる。 その理由が何かが解るだけに、本気で陵介と向き合う事をし、一つ一つを躾て行かないといけない。許されるとか許されないとかでは無く、何も教わらず、母親は自分の思うような子にしようとし、形にはめようとして来た。陵介は母親の玩具にお飾りに過ぎなかった。父親は無責任でやはり自分に逆らう事をすれば怒る事しかして無い。 時に見て見ぬふりもしながらも、一つ一つ甘やかせと厳しさを繰り返し教えて行くしか無いと思う。本来なら親が幼い内から教えて行く事を、陵介は何も教わらずに来てる。 悪いことをした、善くない事をしてるのはわかってるが、全てに於いて仕方ないよで終わらせる。 仕方ないよからは始まらない。 俺もゲイだが、ゲイの書き込みを見てて思うが、ゲイだから仕方ないよと言う書き込みは少なく無い。仕方ないよって何?そう思う。ゲイだろうがノンケだろうが、努力をして生きる事は大切。 愛されたいなら愛される努力をする。求めるばかりでは無く、愛されるに値する努力も必要。 陵介もゲイビに出た事を、捨てられた事を、家族がバラバラになった事も、全て仕方ないよで片付けてしまった。 決して善いことでは無い。悪いことなのだ。 全ての原因は親にある。 親がいい加減な事をして来た。陵介を愛さず型だけの事をして来た。 陵介は型だけは知ってる。善悪も型だけは理解してるが、全て型だけの事になってる。 責任を持つ事が大切なのだ。 やはり治療が必要だ。カウンセリングが必要だと感じる。 まだ二十歳過ぎ、今なら何とかなる。教えて行かなければ、育ててやらなければと思う。 もし今のままの生活をしたいなら、新たな相手を探すか、嫌だと思わずに身体を売りなさいと印篭を渡した。 俺には愛は与えれるが、金はもう出せないと言っておいた。 それで今があるのだ。それが無ければ今は無い。 人の心は金や物では買えない事を自分自身が良くわかってるが、陵介はいざというときその癖が出る。 嘘は吐かせない様にしないといけない。 陵介に言った。嫌なことを無かった事にするな。 ついに総集編は発売された。消したくても消せない過去。其れを綺麗事に今はまだしてはいけない。綺麗事に出来るのはまだまだ先の事なのだ。 陵介と一緒にいつかバカな事をしてたと観れる日が来ればと思う。本当の意味で笑いながら若気の至りとして、陵介の出演したDVDを一緒に観たい。 親としてはゲイビ会社が憎い!。再び陵介をさらけ出すのだ。しかし考え方を変えれば、陵介が抑えた生活をするには良い事なのかとも考える。 忘れてしまえない、無かった事に出来ない。陵介を教育する上で善いこととも考えた。 幼い子供と同じ、抑えがきかなくなると暴走する。 脅し材料では無いが、暴走の歯止めとなる。 撮影は2年前、身体を売ってたのも2年前で本人に取っては過去だが、過去には出来ないのがこの度の発売と思った。 反省させる材料にはこの発売は良くは無いが善いことと考えた。 恋で終われるなら未練がましさもあるだろうが、次の相手を見付ければ済まされる。 しかしそうでは無い。愛すると言う事は善悪も愛さなければならない。見かけ倒しの陵介を恋心では無く、いとおしい思いになったのだから、善悪全てを受け入れ善を伸ばしてやらねばと思う。 COPYRIGHT © 2015-2024 憲太郎. ALL RIGHTS RESERVED.
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