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若気の至りA
記事No.267 - 投稿者 : 妄想男子 - 2018/08/18(土)13:03 - [編集]
「立場わかってる?涼くん?」
人懐っこいいつもの笑顔。ただ目は笑っていなかった。 「…本当に黙っていてくれるんだな。」 「先はわかんないっす。たださ、今、店長がやれることは俺の言うこと聞かないと先はないってこと。」 俺に選択肢はなかった。 黙って住田のパンツのファスナーに手をかけた。 が、その手を力強く掴まれた。 「いや、待ってよ。俺だけチンコ出すとか恥いし。店長が先に脱いでくださいよ。」 どこまでも俺を辱めるつもりか。 学生の時から運動部だったため人前の着替えも慣れているし、実際にアルバイトスタッフ達ともスーパー銭湯に行ったりとか裸になること自体はなんとも思わない。 ただ、男に性的な行為を強要されるのがわかっていながら裸になるのは屈辱だ。 ゲイビデオに初めて出たあの時のことを思い出さずにはいられない。 ネクタイをゆるめ、上着、スラックスを脱いだ。靴と靴下、ボクサーパンツだけの情けない恰好になる。 「お腹は出てないけど、さすがにこの動画の時よりは肉ついてますよね。いかにも昔スポーツしてました的なムッチリなエロい体ですね。」 無遠慮に住田の手が品定めをするように俺の胸、腹、ケツを這いまわった。 「…君はゲイなのか?」 「俺は相手が恥ずかしがっていやらしい本性を晒させるのが好きなんですよ。その相手が男だろうと女だろうとそこは関係ない。店長こそゲイなんですか?」 「俺はその時は金のために仕方なく…」 「ふっ。その割にはこの状況でギャン勃ちなんすけど」 ボクサーパンツの膨らみを指でつつかれた。思わず腰がひける。 「店長もさ。辱められるのが好きなんでしょ。相手が男だろうと。ほら、パンツの先っちょ濡れてきちゃってますよ。」 漏れる声を抑えるのに必死だった。 「ほら、早く脱いでくださいよ。」 言われるがままにパンツに手をかけた。 妻とSEXしたのはいつだろうか。その時はこんなに固く勃起しただろうか。 パンパンに張った玉袋ごと押上げ、竿は血管を隆起させ裏スジを痛いほどに引っ張る、亀頭は膨れ上がり照明に照らされてテカンテカンに艶めいていた。 その先からはぷくりとガマン汁が玉を作っていた。 「店長元気っすね。自分の子どもと同じくらいの奴に裸に剥かれて興奮してんだ。変態ですね。」 否定の言葉を出そうにも口を開けば吐息が漏れてしまいそうで無言で首を横に振るしかなかった。 俺は変態じゃない。少なくとも男に辱められて興奮することはない。 20年前は金のためにやったんだ。そう自分に言い聞かせていた。 しかし、どうあってもこの勃起をおさめることができない。それどころか体の奥から熱くなっていく一方だった。 COPYRIGHT © 2018-2024 妄想男子. ALL RIGHTS RESERVED.
作者 妄想男子 さんのコメント 2話目です。辱められるこういうシチュ好きなんです。良かったら感想聞かせてください。
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