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野良の忠犬2


記事No.277  -  投稿者 : 悠太  -  2020/07/03(金)02:56  -  [編集]
あれから一週間が経った。
何度もスマホの着信音が鳴る。
俺は無視し続けた。

俺「クズに侵されるなんてゴメンだ…」

画面には「山下」と表示されている。
着信拒否でもすれば根回しされて呼び出されるのは目に見えていた。
相手も大学生、精々安物しか買えなかったのだろうか…
俺は工具を使い、プラスチックの貞操帯を破壊して少し伸びたチン毛を視界にして怒りに震えていた。

俺「これ…アイツにどう説明しよう…」

今更セフレの女はどうでも良い。しかし…、
途方に暮れる中、次は恋人「遼」からの着信が鳴り響く。
嫌な予感がする…しかし無視する訳にはいかない。
今までのイラつきを抑えるようにスマホを片耳に当てた。

俺「もしもし?」
遼「…っ!」
俺「おい、遼…?」
遼「んんんっ…!ハァハァっ…!ンンァアっ!」
俺「どうした!?大丈夫か?」

遼のくぐもった声の背景から人間をコケにする笑い声が聞こえてくる。
この声は…

高橋「お前が逃げなきゃこんな事しなかったに」
俺「遼は関係ねぇーだろ!」
山下「あ?」
俺「遼は…関係ない…です…離してください…」
山下「お前、俺らに指図すんの?」
高橋「まだ立場を弁えてねぇーんだな」

先輩二人の乾いた笑い声に続いて遼の悲鳴が聞こえる。

俺「お願いです…」
山下「突然玩具が居なくなっちまってさぁ」
高橋「コイツも楽しませてくれるよなぁ!」
俺「やめてください!」
高橋「何焦ってんだよ、まだ4発目イかせただけだぜ?」
遼「ンン…!っフー…フー…」
山下「一週間前のホテル覚えてるよな、すぐに来い」
俺「…はい…。」
高橋「103号室だからな」

すぐに通話は切られてしまった。
複数相手に助けが欲しい…しかしノンケぶってる俺には手立ては無かった。
呼ばれた通り、行くしかない。
俺は自転車で夜道を急いだ。遼が苦しめられている事に穏やかでは居られなかった。
ホテルへ着いた頃にはスウェットの中は汗ばみ、息が上がりつつあった。
部屋からは灯りが漏れているだけで、カーテンに仕切られて中を伺えない。
気を取り持ちつつノックした。

山下「…おう、入れ」

警戒してゆっくりドアを開けて部屋に入る。
ベッドの上に目隠しとボールギャグを嵌められて四肢を拘束された遼の姿が有った。

俺「遼!」
高橋「まぁまぁー、せっかく来たんだからゆっくりしてけよ、なぁ?」

背後からガチャっと部屋の鍵を掛ける音が聞こえる。

山下「久しぶりだな」
高橋「そうだぜ、よく射精我慢できたな?」
遼「…っ!?」
俺「そんな事よりも遼を離してください」
遼「んんっ…!ンーッンーッ!」

背後から高橋先輩に羽交い絞めにされる。
もう…逃げられない…。

山下「よく一週間、射精我慢できたなぁー?」

山下先輩が近寄ってくる。そのまま股間を揉み扱かれる。
そこに有るハズの貞操帯は無く、亀頭と金玉を力強く刺激される。
急いできた疲れと強い刺激に半勃起してしまう。

山下「…なるほどなぁー?貞操帯ぶっ壊した?」
俺「…。」
高橋「あんだと!?」
山下「もっと怖い目に合わせないとダメみだいだな」

そうこうしている内に後ろ手に枷を嵌められた。
そのままベッドの方へ押され、コケるように遼の上へ体が重なった。

遼「っ!!?」
俺「遼は離して…ください…」
高橋「ナメた真似してよく言うぜ」
山下「しかも勃起し始めてるぞ、コイツ」

ボクサーパンツごとスウェット下を脱がされると勢い良くチンコが飛び出した。

山下「コイツらにSEXさせようか?」
高橋「遼…だったか?亀頭責めで空ウチし始めてたしな!愛を拝もうぜ」
俺「っ…嫌です!」
高橋「うるせぇ!変態犬らしく腰振れよ」

乱暴にチンコへローションを垂らされると、脂汗をかいた遼のケツに向かわされる。
まだ慣れてない、キツい遼のアナルに俺の亀頭が触れる。
その勢いのまま挿った。

俺「んんァァアアァっ!」
遼「んんんっ…!!フーフー…!」
山下「オラ!腰振れ変態犬!」

高橋先輩は遼の目隠しとボールギャグを外す。

高橋「ご対面ー!」
遼「悠太っ…?」

受け入れがたい状況でもチンコは制御出来ず、言われた通りに腰を振り始める。

俺「遼…ごめん…!ハッァー…ハァッ…」
高橋「感動の再開だな」
山下「悠太君が逃げなければなぁ」
高橋「そうだな…」

まだ続く先輩二人の不穏な会話の中、言われるがまま腰を振った。
遼は恐怖からかいつもよりキツく締め付けてくる。早くイってしまいそうだ…。

高橋「俺の言った通りだろ?」
山下「そうだな」
高橋「こいつに軟な調教なんて向かないんだよ」

高橋が背後から持ってきた物、それは金属で出来たパンツ…いや貞操帯だった。
しかも何故か二つ有る。

高橋「お前らの恋人関係は守ってやるぜ?でもイったらコレを嵌めさせる」
遼「!?」
山下「最後のSEXを楽しめよ?なぁ、玩具二匹」
俺「嫌です!」
山下「あ、そう。じゃあイってないみたいだけど嵌めようぜ」
高橋「そうだな…イくの断られちゃなぁ」

高橋先輩に背後から挿入を引き抜かれると、手際良く金属の貞操帯を組まれていく。
俺も遼もチンコはヌルヌルだ。
山下先輩は遼に同型を嵌めていく。
二つの南京錠が音を立てて施錠される。

山下「SEX終わらなくて残念だったな」
高橋「二人とも変態犬になるまで面倒見てやるぜ」

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