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記事No.294  -  投稿者 : 虎  -  2022/02/13(日)15:18  -  [編集]
今日写した写真と、生前のトラが写る写真の2枚を3人で見比べ、母と姉と、これが誰なのか?で頭をかしげる。

写真に写る男は、どう見ても幼い俺を膝に乗せるおじさんで、母と姉はある言葉で納得することにする。

それは、お盆!

お盆だから、会いに来たのかもね!と微笑ましい話しにして、母と姉は無理矢理解決させた。

ほぉっそうくるか!と思いながら、2人に俺がトラおじさんとエッチして、ケツを掘られたなんて言えず、話を会わせることにする。

午後を過ぎて夕方、クーラーの効いた部屋。

タンクトップにボクサーパンツというラフな格好で、ぼんやりと2階の窓越しに長崎市内の夕景を見下ろしていた。

陽が落ちてまだ間がなく、なんとも表現しにくいほどの美しい夕焼けが空に広がり、ポツリポツリと街中に灯りが点り始める。

窓をあければ蒸し暑い風が吹き込む。それは勘弁して欲しいと、あえて窓越しに外を見ているわけだ。

そうしながらもチラチラと視線は昨晩押し入れの奥から引っ張り出した段ボールに。
これは、トラおじさんの遺品。

母から、中身は衣類とかだと思うから好きにしていいから。と言われている。

あの日、展望公園で見たトラの体つきは、俺よりもデカく感じた。
さて、どうしたものか。
サイズがあうのか?

とりあえず開けて見る事にした。
ガムテープをはがして開けると、使い込んだラグビーボールが3つ入っていて、ボールを退けると色ちがいのタンクトップが7枚キレイに畳んで入れてある。

その下には、これまた畳まれた5枚の着古したラグビージャージと、袋に入れられた未使用の背番号17のジャージが3枚、その下に見覚えのある短パンが5枚現れた。
それは泥汚れが染み付いた白い短パンで、あの日見たトラが履いてたのと似たやつだ。

裾が股スレスレで、股上が浅い。
サイズがMサイズで、あのガタイにしてはサイズが小さいように感じる。

ラグビージャージがあるという事で、これは短パンではなく、ラグビーパンツなんだと今になって気付く。

ん?1番底にラグビーの雑誌が6冊敷いてあって、日付を見ると30年位前のもので、ページをめくってみると掲載してある選手の写真は、皆小さなラグビーパンツを履いている。

納得。

ラグビーパンツを手に取って見ると、使い込んでるけど意外に丈夫そう。

履いて見る事にする。

そういえば展望公園でおじさんがラグパンを脱いだら、パンツを履いてなくて下はノーパンだった。と思いだし、ボクサーパンツを脱いでラグビーパンツを直に履く。

太腿との間に隙間はなく、股間モッコリで尻を触るとピッタリ!

突然、入るよ!とドアを開ける母。

部屋に入るなりビックリした顔で、まるでトラが生き返ったみたい!だと。

母の後ろにいた姉が、ちょっといい?と俺の腕を掴んで階下に下りると、引出しからカミソリとバリカンとハサミを取り出し風呂場へ。
シェービングクリームを塗られて3日分の無精髭を剃られ、バサバサにのびた髪をバリカンとハサミで整えられていく。

そして写真に写るトラに似た髪型に。
母は、俺を見るなり口を押さえて涙ぐんでしまう。

姉が、トラおじさんと虎って生き写しみたいだと言い、写真のトラと見比べた。

鏡に映る自分の顔を見て、あの時誰かに似てると思ったのが、誰でもない自分自身だったことに驚いてしまう。

翌日。

カーテンを開けると、昨日とはうって変わって薄暗く、空を見上げるとどす黒い雲が広がっている。
背伸びをしてタンクトップを着て階下に下りると、精霊流しの日には帰ります。の書き置きがテーブルに。
姉は研修で福岡へ、母は、出張で名古屋へ。
という事で、学生の俺は3日間1人ということだ!

着たばかりのタンクトップを再び脱ぎ捨ててラグビーパンツ一丁になると、部屋に戻ってごろんとベッドに横になった。

いつの間にか眠ってしまった俺の体を撫でる手が。

ボーンボーン…と10時を知らせる時計の音が響く。

ビックリして飛び起きようとした瞬間、両手首を掴まれてガバッとベッドに押さえ付けられ、唇を奪われてしまった。

しかも、舌をねじ込んできて舌を絡めてくる。
あまりに上手すぎる口付けに力が抜けていく。

ハッ!っと、誰だかわかった!なんとトラおじさん!

トラは耳たぶをあまがみすると、舌を首筋へと這わせ、更に胸の谷間に舌を這わせていく。
胸全体を揉みながら右の乳輪に吸い付き、乳頭を舌先で転がす。

俺は体を仰け反らせ、喘ぎ声をあげながら体をくねらせる。

右の乳頭を甘噛みしながら、左の乳首を指先で摘まみピンと弾く。

あまりの気持ちよさに、ベッドのシーツを握り締め、胸を突き出すように上体を浮かせてしまう。

トラの舌は腹部へと移ると、割れた腹の溝に舌を這わせ、更に下に。

指がラグパンを掴むと、ゆっくりと脱がしにかかり、俺は腰を浮かせて脱がせやすくする。
トラは舌で下腹部を舐めながら、グッグッとラグパンを脱がしていく。

そしてラグパンを剥ぎとった瞬間、バネ仕掛けのように陰茎が跳ねあがり、待ってましたと言わんばかりにトラの口が大きく開き、俺の反り返ってイキリ勃つ陰茎の先端にある、膨れ上がった亀頭をパクッと咥え、 陰茎の根元まで飲み込んでしまった。

陰茎をくわえたトラは、俺の金玉袋を優しく揉みながら苦しそうな顔で頭を上げ下げしていく。

俺は、トラのテクニックに喘ぎ声をあげながら体を震わせて悶えるしかできず、あっという間に絶頂に達してしまう。

絶頂に達するのを感じ取ったのか、トラは玉袋を握り締めて玉が上がらないようにすると、陰茎を吐き出すようにして口を放した。

俺の息づかいが落ち着いて来たのを見計らい、再び陰茎をくわえて頭を上げ下げし始める。
それを延々と繰り返され、外を見ると日が暮れていて、ボーンボーン…と鳴る時計をみるとすでに夜の8時。
トラは、朝9時から夜8時まで俺を寸止めし続けていた。

もう無理!限界!俺はただ射精したい、頼むから射精させてくれとトラを見つめる。
一瞬目が笑ってみえた瞬間、凄まじい勢いでトラが頭を上げ下げし始め、両乳首をギュッと摘まみあげられ、俺は我慢できずに全身をこわばらせ、腰を浮かせてビクビクさせながらトラの口の中に射精し、トラは凄まじいバキュームで飲み込んでいった。

ゴクッゴクッゴクッとトラのノドがなる。

ホッとしたのも束の間で、トラが握り締めた玉袋を解放した瞬間、凄まじい快感が沸き上がり、体を震わせて再び射精をし始めてしまう。

ゴクッゴクッゴクッとトラのノドが鳴る。

どれだけの量を射精した?と思いながら、あまりの気持ちよさに放心状態でいると、頭をポンポンと叩いてスーッと押し入れの方に消えていった。

おじさん!とベッドから起き上がったが、部屋のどこにも姿はない。

汗だくの体を触ると、汗以外には舐められた跡の唾液はなく、陰茎も濡れておらず、体もキレイなまま。
飛び起きて押し入れを開けてみたが、誰かが隠れているハズもなく、なぜ?と頭をかしげるしかなかった。
普通なら怖いという感情がわくはずが、不思議なことに恐怖感がなかった。

この事は、母と姉には言わずにおくことに決め、とりあえずシャワーを浴びに階下に下りることにした。

体を洗い終えて湯船に浸かり、大きな溜め息をついていると、ガタッと脱衣場から音がして、誰かいるのかと湯船から出て扉を開けた瞬間、再びトラが現れる。

トラは、俺の腕を掴んで引き寄せると同時にグッと抱き締め、口付けをしてきた。
そして抵抗する間もなく軽々と俺を抱えあげると、駅弁の体位で俺のアソコに陰茎を突き入れてしまう。

アグッ!

トラの亀頭が俺のアソコの1番奥を突き、始まった激しいピストンに喘ぎ声をあげる。

トラの激しすぎるピストンは、俺の理性をぶっ飛ばしてしまい、俺はトラに口付けをしながらしがみつき、トラは俺のアソコに突き入れた陰茎を、凄まじい速さで抜き差しを繰り返し、お互いを求めあうように交わり続けた。

トラは射精しながらも腰を振りまくり、俺はアソコに流れ込む熱いモノを何度も感じながら体を震わせ、気付くと外が明るくなり始めている。

ボーンボーン…と時計が鳴った瞬間、トラは陰茎を引き抜いて風呂場から出ていってしまう。

ボーッとしたまま放心状態でいると、そのまま眠ってしまい、目が覚めたのは、暫くしてからだった。

ムクッと起き上がって立ち上がると、全身がまるでハードトレーニングした後の筋肉痛に似た感じになっていて、フラフラしながら脱衣場へと出ていった。

風呂から上がって、体を拭きながら鏡を見た俺は、鏡に映る自分自身を2度見し、体つきが変化しているのに驚いてしまう。

は?か、体が…。風呂に入る前と、入った後の体つきが違いすぎている。

鏡に映る俺の体つきはトラそのもので、オフシーズンのボディビルダーかと思うほどのバルキーな体になっていた。

着替えのTシャツを着るとパツパツに窮屈で、ラグパンを履くと裾が張り裂けそうなくらいに太腿が太くなっている。

え?なんで?と、頭をかしげるしかなく、プチパニック状態に。

はぁはぁと粗い息づかいのまま、なんとか部屋に戻るとそのままベッドに倒れこんでしまう。

天井を見ながら、何故トラおじさんは俺を?と、頭をかしげながら考えているうちに眠ってしまい、目が覚めたのは翌朝の昼近かった。






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