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夏から始まるStory 11


記事No.305  -  投稿者 : 虎  -  2022/03/28(月)00:51  -  [編集]
それから月日は経ち、30才になる頃には体力やパワーなど落ちてはいないが、次々に入部してくる若い選手には勝てず。
自分の不甲斐なさに引退を考えるようになる。

そんな時、退部するかどうかをキャプテンや監督やGMに相談するためにクラブハウスへ。

いざ退部の相談を伝えようとしたその瞬間、会社の人事部の人が入ってきて、新型コロナのせいで会社の経営が難しくなり、部の規模縮小が言い渡されたあげく、ラグビーしか脳がない俺はリストラを言い渡されてしまう。
で、会社をリストラされ、何もかもがイヤになり、気晴らしを兼ねての旅行に来たわけ!

大学時代のラグビー部の相棒に電話して、気分転換を兼ねて"あえて旅をしてるぞ!"と言う気分を味わうべく、JRに乗って西へと出発!

長崎駅に到着…。

「さてと、待ち合わせまで時間はある!まずは…コーヒー!」

長崎駅前に着いた俺は、まずはコーヒーを買い、飲みながら階段を上がった所にある広場へと向かい、迎えを待った。

「ココだよな?高架広場って…。…なんで通り過ぎていく人たち…チラチラ見るんだろ?」

視線を感じながら、ベンチに腰掛けて長崎駅の方を見ると、目の前に大きな山が見え、山頂には展望台らしき物もみえる。

「あの山は…」と、ガイドブック開いてめくって、"稲佐山"と確認!
などとページをめくる毎に汗が頬をつたって落ちていく。

時間が経つほどに陽射しがジリジリ。

「熱い!長崎の夏って…暑すぎ!」

ふきだす汗を拭きながらブツブツ言ってたら、やっと迎えが現れた。

「待った?久しぶり!暑かっただろ?」
「長崎の夏って…こんな暑いとは!」
「西の端っこナメんなよ!なんてね!車に移動しよう!暑すぎる!」

陽射しから逃れるように真下のパーキングへと向かうと、さっさと車に乗り込みエアコンを付けてホッとする。

「家に?」
「まずは買い物!」
「わかった!」

車が走りだし、冷たいエアコンが心地よく、移動疲れとあいまって眠気が。

「寝てていいよ!」と言われ、「じゃあ、着いたら起こして!」と、俺は爆睡。

相棒と久しぶりに会ったせいか、なぜか夢の中であの日の事を思い出す。

あのスバルさんとの出来事のあと、体育寮に帰って部屋にいると、同室で同じラグビー部の相棒から様子がおかしいと問い詰められ、今日起こった出来事を話して聞かせた。

相棒は、ゲイであることを、俺だけにカミングアウトしてくれてて、ノンケだった俺を慰めてくれた。

「おい、ヨシ!俺を見ろ!俺を見ろって!」
「え?」
「大丈夫!フミ!したくてしたんじゃないんだろ!何があっても俺はお前の味方だから!」
「ヨシ…」
「泣くなよ!俺が忘れさせてやる!忘れろ!」
「ヨシ…」

優しく抱きしめてくれたあと、優しいキスを。

チュッ…

そしてキスを交わしながら俺の股間を揉み、ジリッジリッとファスナーをゆっくりと下ろして下着ごとパンツを脱がしていく。
俺のチンポを握って垂直に倒して、ゆっくりと手を前後に動かし始める。
最初ゆっくり、徐々に速く動かしたかと思うと、またゆっくりと。

「ヨシ…ああ…ああ…気持ち…いい…ああ…」
「目を瞑ってろ!」
「ハァハァハァ…ああ…」

それから服を脱がされ、愛撫が始まり、舌が首筋から胸、胸を揉みながら乳首の乳輪を舌先でなぞり、乳首に吸い付いて乳頭を舌先で舐めまわす。

「あ…ああっ…ん…く…ああっ…あああっ!」
「乳首…敏感だな!」

舌は、胸から腹に移り、腹筋の縦の溝を下へと進み、俺のチンポへと到達し、「フミのチンポ太いな…長いし…硬い…熱い…」と言いながら俺のガチガチになったチンポの先をパクっと口に入れた。
ゆっくりとチンポを根元まで飲み込んだ相棒は、頭を前後に動かし始め、徐々にスピードをあげる。

「あああっ!あああっ!イ…イイ…あああっ!ああっああっああっんああっ!」

両乳首を摘まみながら、フェラは激しくなり、俺は天井を見ながら激しくなる呼吸にあわせて筋肉を震わせた。

「ああっ…あっあっあっ…ああっ…んん…んんあっ…」

チンポを吐き出すと、「ハァハァハァハァ…静かにしろ!…ハァハァハァ…バレるぞ!」「う…うん。」と会話を軽くしたあと、再びフェラをされていった。
あまりの気持ち良さに、ガクガクしながら部屋のベッドに腰掛け、上体を仰向けに倒すと、チンポを吐き出した相棒が俺の上にまたがり、チンポを握りしめて直立させ、自身の尻の穴にあてがい、ゆっくりと腰を下ろしていく。

「ヨシ…」
「フミ…ああっ…太…入るか…な…ああっ…」
「ああっ…ヨシ…ヨシの…中に…入って…く…ああっ…」
「んん…フゥ…フゥ…ああっ…スゲェ…フミの…太い…ああっ…奥に…ああっ…」
「スゲェ!ヨシの中…スゲェ締まって…ああっ…あああっ!」

そして相棒は、俺のチンポをすべて自身の中に収めると、歯をくいしばりながら腰を上げ下げしていった。

「ハァハァハァハァ…ハァ…ハァ…ハァ…ハァハァハァハァハァ…」
「あああっ!あああっ!ああっああっああっ…んん…んん…ンフッンフッンフッ…ん…あああっ!」
「あああっ!だ…ダメっ!ああっし…締めんな!ヤバッ…ヤバッ…あああっ!」

俺は、あまりの気持ちよさに腰をふり、チンポを突き上げまくった。
激しく、もっと激しく。

「あああっ!ああっああっああっ…フミ…フミ…激し…す…あああっ!ハグッハグッハグッアガッ…あああっ!あああっ!当たっ当たっ当たっ…て…るぅ…あああっ!」

そして、「あああっ!イ…イ…イグッ!イグッ!イグッ!ああっ!」「あああっ!締まる!締まる!ああっイクッイクッイクッあああっ!グッ…」と、ほぼ同時に果ててしまう。

俺達は、体を重ね合わせたまま射精の余韻に浸りながら眠ってしまい、目が覚めたのは朝陽がのぼる前だった。


俺を慰めてくれた相棒は、大学卒業後に入部したラグビークラブチームで好きな人ができ、いつの間にか長崎に移住。

俺は、社会人ラグビーで会社員をしながらラグビーを頑張っていたが、体力的に厳しくなったこともあり、引退することを決意。

この頃には、スバルさんは結婚して長崎に帰っていて、連絡もいつの間にかしなくなってた。スバルさんの事だから、2人か3人子供がいるかもな?と思いながら、引退することは報告せずにいたんだ。

しばらくして、ふと目を開けると海のそばにいて、「ここは?」と聞くと、「ここは、道の駅の駐車場!」と、笑いながら言う。

「よく寝てたね!」
「マジ?」
「1時間くらいかな!」
「そんなに?」
「うん!じゃあ、起きた事だし買い物するぞ!」
「俺も?」
「荷物持ち!」
「了解!」
「てか、チンポ勃ってるよ!」
「え?わっ、マジか!」
「寝てたと思えばチンポがムクムクしてんだもん。後ろに行って、カーテン閉めて何とか萎えさせろ!で、道の駅の中にいるから!」
「すまん!」

結局3発抜いてやっと萎え、道の駅に慌てて入った。

小さな声で、「何発?」「3発!」「マジ?」「マジ!」と会話し、クスクス笑いながら2人で野菜やら買い物を済ませ、市内へと向かって車を走らせた。

駐車場に車を置いて坂道を上がっていく。

「ここだ!」
「お前ん家?」
「違うよ!」
「まぁ、入れよ!家主は今日は同窓会でいないから!」
「そうなんだ!」
「挨拶はあしたかな!」
「わかった!」

家に着いて、中に案内された俺はリビングで外の景色を見ながら、彼が来るのを待った。

「見晴らしいいな!内装も落ち着いてるし、居心地いい!」
「だろ!はい、コーヒー!」
「サンキュー!」

コーヒーを飲みながらソファーに座り、懐かしい話しから東京でのラグビー話しまで色々話しをしていった。

つづく

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